日々送られてくるダイレクトメールの処分に困っていませんか?ダイレクトメールには住所・氏名・趣味嗜好など様々な個人情報が書かれています。ダイレクトメールをそのままゴミとして処分してしまうと、大切な個人情報がゴミを通じて外部に漏れてしまうかもしれません。
今回はダイレクトメールの上手な処分法についてご紹介しますので、大事な個人情報を守るためにもゴミ捨ての前にひと手間加えてみましょう。
そのまま捨てるのはNG

不必要なダイレクトメールを、そのままゴミ箱に捨てていませんか?ダイレクトメールをそのままゴミとして処分する行為は危険です。ダイレクトメールには住所、氏名、電話番号、趣味嗜好などの個人情報が記されています。ダイレクトメールをそのままゴミとして処分した場合、ゴミをあさられたりゴミ袋が破れたりした時に、これらの個人情報が外部に漏れる危険性があります。知らないところで個人情報が漏れてしまうことを防ぐためにも、ダイレクトメールをそのまま捨てる行為は改めるようにしましょう。
ダイレクトメールはどのように処分すべき?
① 開封する
ダイレクトメールをいちいち開封する行為は億劫ですよね。ですが、ダイレクトメールは外側の封筒だけでなく、内部のチラシ部分にも個人情報が記載されていることがあります。個人情報を確実に消すためにも、まずはダイレクトメールを開封し、どの部分に個人情報が掲載されているのかを特定しましょう。
チラシの上部やチラシ内に書かれている文章に、氏名などの個人情報が記載されていることがあります。必ず細部までチェックしてください。
② 個人情報記載部分を塗りつぶす
個人情報記載部分を特定したら、その部分を塗り潰して見えなくしましょう。見えなくすることで、ゴミが何らかの形で外部に漏れてしまっても、個人情報記載部分を復元されるリスクを軽減することができます。
個人情報記載部分を塗りつぶす時は油性マジックが役立ちます。他にも個人情報保護スタンプと呼ばれる、個人情報部分にスタンプを押して該当箇所を見えなくするグッズも販売されています。
③ 個人情報記載部分を切り刻む

個人情報記載部分を塗りつぶした後は、さらにその部分を切り刻むようにしましょう。こうすることで個人情報記載部分を復元することがさらに難しくなるからです。「ここまでするの?」と感じてしまいがちですが、防犯性を高めるためにもぜひ行ってください。
ダイレクトメールを切り刻む時は通常のハサミの他、シュレッダーハサミやハンドシュレッダーなどが役立ちます。
④ 生ごみに混ぜて処分する
ダイレクトメールの処分を徹底的に行いたい場合は、塗りつぶして切り刻んだダイレクトメールを、生ごみに混ぜて捨てるようにしましょう。生ごみ=不衛生という印象があるため、生ごみに混ぜておくとゴミあさりの被害に遭いにくくなるからです。
ダイレクトメールの多くは紙媒体で送られてきます。そのため、生ごみの水気と混せることで、容易に復元できなくなる効果も期待できるでしょう。
まとめ
・ダイレクトメールは個人情報の固まりである
・ダイレクトメールはそのままゴミ箱に捨てない
・開封し、個人情報記載部分を特定する
・住所・氏名・電話番号などの個人情報記載部分は塗りつぶして見えないようにする
・切り刻むとさらに効果的
・ゴミ出しをする時は生ごみに混ぜて処分すると、より一層安心である