楽しい旅行にするためには、「家の防犯」についても考えなければなりません。
ここでは、「ドア周り」を中心として、家の外全般の防犯についてとりあげます。
ドアはツーロックが基本!
旅行に行くときに、ドアの鍵をかけないという人はいないと思います。ただ、この時にはきちんとツーロックを施しておきたいものです。また、カギ自体のセキュリティ性も問われます。世の中にはたくさんのカギがありますが、単純なシリンダー錠の場合は、ほとんどカギとしての用をなさないと言われています。「シリンダー錠一個だけ」というアパートなどの場合は、自分で補助キーをつけるなどの工夫を行いたいものです。
カギは、1度かけたあとに、きちんとかかっているかどうかを再度確認してください。慣れた自宅のカギであっても、この確認作業は重要です。
ドアのところには、センサーでつく照明をとりつけておくとよいでしょう。善意の来訪者にとっては何の問題もないこの照明は、侵入を試みようとする人間にとっては自分の場所をさらけだす非常に怖い道具になります。
なお、「住んでいるところの治安がよくない」「立地的に、泥棒に入られやすそうなところだ」ということであれば、1週間限定でホームセキュリティサービスを申し込むのもよいでしょう。金額は業者によって異なりますが、20000円程度から利用できます。
洗濯物は家の中に~家の周りのチェックも
洗濯物を外に干しっぱなしにしておくと、「人がいないこと」がわかってしまいます。そのため、洗濯物は家の中で乾かします。これは、「不在であること」を知らせないようにすることと同時に、下着泥棒などの被害を防ぐためにも役立つやり方です。
旅行に出る前に、家の周りをチェックしましょう。ダンボールなどが放置されていれば、必ず家の中に取り込んでおきます。旅行中の犯罪といえば「泥棒」を思い浮かべますが、放火などの危険性も考えられるからです。
庭木はきちんと手入れをしておきます。特に、「周りからの視線を、植木がシャットアウトするようになっている」という作りの場合は気を付けなければなりません。いったん侵入してしまうと、これは「目隠し」となって犯罪者の姿を周囲の目から隠してしまうからです。
まとめ
・ドアはツーロックにする
・センサーで反応する照明機器をつけておくとよい
・特に治安が悪いところの場合は、ホームセキュリティ(短期間)に加入することも検討したい
・洗濯物は家の中で干す。放火を防ぐために、周囲には燃えやすいものは置かない
・に腋はきちんと手入れしてから旅行に行くようにする