警察庁の発表によると、平成27年中に86,373件の泥棒(侵入犯)があったとの事です。
年々、件数自体は減少傾向にあるとの事ですが、最近ニュースで目にするストーカー犯罪や東京オリンピックにより様々な国の人々がやってくる事を考えると不安になりますよね。
必ずしも悪意がある訳ではないかも知れませんが、ポケモンGOの様なGPSと連動したスマホゲームにより家の中へ無断侵入されたというトラブルもあります。
そこで、不審者に自宅へ入られない為のお勧め防犯グッズを紹介致します。
光と音で周りに知らせる
防犯グッズを考える時に、不審者が来ているのかどうかが気になります。
来ていると分からなかったら、追い払いことができないので、「ここに不審者がいるぞ!」とアピールさせる防犯グッズが有効です。
これに該当するものとしては、センサーライトやセンサーアラームが該当します。
前者は何かが近づくとライトで照らし出される為、夜間非常に目立ち不審者がその場に留まれなくする効果も期待出来ます。
後者には、窓に触れると警告したりアラームを鳴らす事で、不審者の存在を伝えてくれると共に、周囲の住民にも聞こえるので、昼間も含めて一層強力な防犯効果を期待出来ます。
ただ、どちらも人以外にも反応してしまう場合があり、誤作動が少ない物を探して使うのが良いでしょう。
最近ではホームセンターなどに「防犯コーナー」も設けられ、価格も以前に比べると下がってきています。
その姿を捉え記録し、不審者を恐れさせる
不審者が恐れる事に、その姿が記録され警察に提出される事があげられます。
理由としては、犯行に及ぶ時間帯や手口が知られるだけでなく、自らの姿が知られる事で安易に出歩けなくなり、場合によっては各地にある防犯カメラの情報から居場所を特定されて逮捕に繋がる事もあるからです。
その為、防犯カメラは効果的な防犯グッズになります。
最近は、ドアスコープに取り付けたり出来る簡単な防犯カメラもありますが、ちゃんとした防犯効果を期待するなら、一目で防犯カメラが付いていると分かる物を選ぶと良いでしょう。
録画時間や、性能もインターネットなどで簡単に取り付けられると言われているカメラより、専門の業者が取り付けるカメラの方が良く、高い場所等へ固定もしっかりされる為カメラ本体が窃盗されたり壊される可能性も回避する事が出来ます。
一点だけ気を付けるべき事としては、他の防犯グッズと比較して高価なので、必要性をよくよく考えてから取り付ける様にしましょう。
窓を割る?強引な手口をシャットアウト!
空き巣の手口として窓を割ってカギを開けるというものがあります。
ガラスを割るので、当然音も出てしまいますが、対策されていない家であれば素早く中に入って盗んで出ていく事が出来ます。また、音の出にくい侵入法もあるみたいです。
しかし、窓があるのは陽の当たる開けた方向にある場合が多いですから、素早く中に入れなければ、不審者の姿は目立って見えます。
そこで、窓ガラスに防犯フィルムを貼ってみましょう。これは窓が簡単に割れなくする為のフィルムで、数分間は耐えられるという製品が殆どです。
空き巣などの窃盗犯は5分以上時間が掛かる様だと過半数が諦めるという統計が都市防犯研究センターより出ており、防犯フィルムがあれば不審者の犯行を諦めさせる事が出来るかもしれません。
家の中に入れないのが防犯では重要なポイントです。
抜いても刺しても開かない?玄関をがっちりガード!
不審者の侵入手段としてもう一つ代表的なものに、カギを破って玄関から侵入するというものがあります。
これは音を最小限にしつつ侵入でき、一度破ってしまえば外見上不審な点も少なく出入り出来てしまうという特徴があります。
また、対策がされていなければ、殆どのお宅ではカギが一か所しか付いていないので、比較的短時間で侵入出来てしまいます。
そこで、補助カギを増設して数を増やす事で容易に侵入出来ない様にするという方法があります。
防犯グッズの中では比較的多くホームセンターなどで見かける物ですが、例えば足元付近に増設したり、頭上に加えたりする事で不審者がカギを開けるまでの時間を長引かせる事が出来ます。
上で書いたようにカギが開くまでの時間が長くなる程、不審者が侵入するのを諦める傾向があるので、効果的に防犯することが出来ます。
アピールする事で、不審者に警告!
防犯は意識しているけど、防犯グッズを買い揃えるのは難しいという事や、付けたくても場所がないという事も考えられますよね。
その様な時は、防犯ステッカーを活用する事で、防犯効果を高める事が出来ます。
例え、一目見て防犯グッズがない家であっても、「防犯カメラ撮影中」や「警備会社巡回中」といったステッカーが貼ってある家に対して侵入しようという不審者は、よほど下調べを行っている人物でなければ無いでしょう。
防犯カメラが置かれているかも知れないと思わせるだけでも、防犯の役に立つことがあります。
まとめ
・防犯グッズは費用と効果を検討し、効果的に使用する
・侵入を諦めさせる事が重要