寒い日が続くと、外出がおっくうになりがちですよね。
外出するときにはしっかリと重ね着することで、寒さを防いでくれます。
でも重ね着にはコツがあることをご存知でしたか?
場合によっては間違った重ね着がアダとなって風邪をひきやすくしていることも…
そこでしっかり寒さ対策・風邪予防ができる重ね着のポイントを押さえましょう。
重ね着・風邪予防のコツ
1番下に着る肌着は汗を吸って保温する素材を
やはり一番下に着る服は肌と密着するので、汗をしっかりと吸収してくれるものが好ましいです。
汗をあまり吸わない素材だとベタベタと不快になる上に、汗が吸収されずに身体を冷やし続けるため体温をさげてしまう恐れもあります。
「体温が下がる=体の免疫力が低下する」ということになりますので、風邪をひかないためにもしっかりと汗を吸収し保温することができる素材のものを着るようにしましょう。
夏用の肌着は汗を吸うものの保温性には欠ける場合があるので、寒さ対策を考えるのであれば冬用の厚手・長袖の肌着にしましょう。
2枚目以降には柔らかい服を
たくさん重ね着をして防寒対策をしたものの、体が締め付けられて自由に動くことができないという経験をしたことはないでしょうか?
それは、伸縮性のない素材を重ねて着てしまうことによって体が締め付けられてしまうからです。
2番目以降はなるべく柔らかい綿やウール素材のものを着るようにしましょう。
上着は空気をたくさん含む素材のものを
空気をたくさん含む素材として、「ニット」・「フリース」「ダウン」などが挙げられます。
これらは暖かい空気を外へ逃がすことなく、効率よく体を保温してくれます。
特にフリースなどは「保温性が高い」・「速乾性がある」・「軽量」・「簡単に洗濯できる」・「柔らかい」・「安価」などの利点を持ちます。
その一方で静電気が起きやすいという短所もありますので、冬場の静電気には十分にご注意ください。
マスク・手袋をして出かけましょう
寒い季節になると、インフルエンザやノロウイルスが大流行します。
人ごみの中を歩いているときに、せきやくしゃみをするたびにウィルスや細菌がまき散らされているのです。
重ね着だけでは風邪を予防することはできません。
ウイルスを体の中に入れないためにも、外出の時はしっかりとマスクをして予防しましょう。
またマスクには保温効果もあるので、防寒対策にもなります。
手から口への経口感染もリスクが高いですので、手袋をしておくことも防寒対策・風邪予防になります。
部屋に入ったり食事をするときは必ず手袋を脱いで、しっかり手洗いをしましょう。
手袋はこまめに洗濯するようにお気を付けください。
ほかにもマフラーや帽子・タイツなどを利用し、身体を冷やさないようにして寒い冬を乗り切りましょう!
まとめ
・寒い日に外出するときには、重ね着のコツをしっかりと理解すれば快適に過ごすことができる
・人ごみにはウイルスや細菌がまき散らされているので、マスクは重要