コロナ禍で私たちの生活は一変し、感染対策などさまざまな医療情報が発信されています。
コロナで自粛生活を強いられている今だからこそ、自分にできること、考えていかなくてはいけません。
もしもに備え災害を知ることは、自分の健康について考えていくことも含まれています。
自分や大切な家族を守るために、防災・減災について考えるべく、医療現場からこれだけは伝えたい正しい情報を、さまざまな角度からシリーズ化してお届けしていきます。
初回は脈拍について診ていきましょう。
防災・減災とは?
防災は何となく知っていても減災って何?耳慣れない減災について、少し触れておきましょう。
・防災とは
自然災害などを未然に防ぎ、災害による被害を防ぐための備えのこと
・減災とは
災害による被害を最小限に抑えるための事前対策のこと
上記はどちらも災害対策の一環ですが、減災についてはまだまだ課題が山積みとなっています。
両者どちらとも、自助と共助のもとに成り立っています。
まずは自分の身を守り、そして大切な家族が守られてこそ、周囲の人たちを守ることができるのです。
脈拍は健康のバロメーター
あなたは普段、自分の脈拍について測定する機会はありますか?
脈拍は健康のバロメーターであり、自身の体調変化を示すものです。
脈拍数の正常値
1分間:60~100回
ぜひ毎日、脈拍を測定することを習慣にしていきましょう。
規則正しくリズム不整などがなく、波打ったようにドクドクと触れていれば、健康の証でもあります。
毎日測定していくと、通常よりも急に早くなったり、逆に遅くなったりといった脈拍の変化を発見できる場合もあります。
これは体調が悪化しているサインの場合もありますので、見逃さないようにしましょう。
余談ですが、睡眠に支障が出ている場合や疲労感があるときなどは、脈拍が一瞬飛んでしまうときがあります。
これは脈拍の結滞といって、健康な人でも一時的に脈拍が飛んでしまうようです。
朝ウォーキングのススメ
コロナ禍で自粛生活を強いられているからといって、自宅から一歩も出ない生活は不健康極まりない生活であります。
朝活は人間の身体にもっとも相応しい理想的な生活ともいえます。
メンタルで病んでいる方にはとくにオススメしたい日課の一つです。
ウォーキング時に目標としたい脈拍数
以下、ウォーキング時に目標とする脈拍数を数式化してみました。
(220-年齢-安静時脈拍数)×0.4~0.5+安静時脈拍数
自身の年齢と普段の脈拍数から算出したものですが、ぜひ参考にしたい数式です。
有酸素運動であるウォーキングは年齢問わず、誰でも簡単に取り組めることができます。
夏になると朝の4時位には東からとてもキレイな朝日を眺めることができます。
けして早朝散歩をススメている訳ではありませんが、朝日から頂く元気のパワーの源は、健康で生きていることを実感する何事にもかえがたいものです。
ウォーキング前後で脈拍チェック
脈拍数を測定していくことは、ウォーキングの効果を把握するためにも必要です。
ウォーキング前後とウォーキング中に定期的に測定していくことで、自身の身体に適度な力をかけながら安全に実施していくことができます。
ウォーキングは距離そのものよりも、実施時間を目安にしていきましょう。
理想とする時間は約30分です。
自身の身体とライフスタイルを参考に、最初は短時間から実施していきましょう。
最初は5~10分でも構いません。
大事なのは毎日無理なく継続していくことなのですから。
コロナで自粛生活を強いられている今だからこそ、防災減災を意識して、朝活ウォーキングを取り入れ、自身の脈拍数を定期的に測定していきましょう。
まとめ
・防災とは自然災害などを未然に防ぎ、災害による被害を防ぐための備えのこと
・減災とは災害による被害を最小限に抑えるための事前対策のこと
・防災・減災は自助と共助のもとに成り立つ
・脈拍は健康のバロメーター
・脈拍数の正常値は1分間に60~100回
・朝活ウォーキングは健康を手に入れる生活習慣
・ウォーキング時に目標とする脈拍数を数値化する
・ウォーキング前後で脈拍チェック
・ウォーキングは距離よりも実施時間
・短時間でも良いから毎日継続する