この新しい年を迎えるにあたり、皆様方も大掃除をされたことと思います。
1年の汚れを綺麗に落とし新年を迎える事は、とても爽やかで気持ちの良いものです。
しかし、大掃除をしていると陶器の破片や庭木の枝、使わなくなった包丁の廃棄と危険なものに触る機会も増えてケガする可能性があります。
災害時も同じで、水害によって泥だらけになった家の片づけをしていると、割れた窓ガラスや外から入ってきた尖ったゴミなどの危険がイッパイです。
今回は、災害時から日常の作業までトゲや刃物の危険から身を守る「有限会社ファルコン」が開発しているスペクトラ手袋をご紹介します。

災害時に潜む危険

目に見えないところに危険はある

ファルコン社(スパンデックス)

災害時にする事として、避難が落ち着いた後の片づけがあります。
自宅の清掃などは行政に頼らず個人で行う必要性があるので、肉体的ばかりでなく精神的にも「ツライ！」と感じる事でしょう。
大きな地震や水害が起こったあとでは、足の踏み場がないくらい物が散乱したり、泥でもともと何があったのか分からなくなっている事が多々あります。
片付けの時は分別をする必要もありますから、その中を手でかき分けながらゴミを集めるのです。
東日本大震災の時には、泥の中にあった釘を踏んでしまってケガをしたという自衛官がおりましたが、普通の人が慣れない作業を素手ですればケガをする危険も高まります。
作業をする為に安全対策を行う事は必要ですね。

スペクトラ手袋の特徴

刃物またはトゲからがっちりガード

ファルコン社（スペクトラCX GABA）

 

有限会社ファルコンが開発しているスペクトラ手袋は「刃物に対する防護」を主体としたものと、「トゲに対する防護」を主体としたものがあります。
一般的な皮手袋に似て、災害現場向きに作られた防災手袋レベルⅣは表面が牛革で作られ、トゲや刃物から守ります。内側に張られたポリエステルが寒さや熱からも守ってくれる為、災害時には非常に役立つでしょう。
またスペクトラ手袋より高度な性能を持っており、刃物に対する防護にはスペクトラCXという製品があります。
こちらは日本化学繊維検査協会（現在のカケンテストセンター）が行う耐刃性テストにてカッターの刃が10ｋｇ以上の力を加えても切断できないという好成績を収めています。
通常の軍手と同じく滑り止めも施されているので、片付けの時に手を滑らせる心配も軽減出来ます。

トゲに対する防護としてはスペクトラCX GABA刺突防止手袋があります。
スペクトラCXの掌を多層構造のポリエステルシートで被う事により画鋲や釘といった尖ったものに対する防護性を高めたものになります。
実験では21ゲージ（直径0.8ｍｍ）の注射針を1ｋｇ程度の力で突き立てても貫けない耐久性があり、「災害で出たゴミの分別なら安心して使う」事が出来ます。

日常生活から災害時まで、割れたガラスなどの危険な物に触る機会は意外とあるものです。
普段からケガをしない様にしっかり対策を講じていきましょう。

まとめ

・普段の片づけから災害時の片づけまで危険な物に触れる機会は意外にある。
・ケガを防ぐ為に上部な手袋を使う事が大切。
・スペクトラ手袋なら刃物やトゲに対してしっかり防護する事が出来る。

参考サイト

有限会社ファルコン

• 
• 
• 
• 
• 

関連記事

• 

  帰宅困難者対策　どんなものを持ち歩くべき？

  2021-09-14(Tue)

• 

  過去のケースから学ぶ　仮設住宅で覚えておきたいご近所付き合いとは　　

  2017-02-02(Thu)

• 

  車の運転中に地震が起きてしまったら？　どのように対処するのが正解？

  2017-12-22(Fri)