一人暮らし、特に女性の一人暮らしの場合、警戒に警戒を重ねるくらいしたとしても決して大げさではないもの。
そして、その安全性を高めるものに「管理人」がいます。
これについて見ていきましょう。
管理人のいるところが基本的には安全
管理人が常駐しているマンションやアパートは、そうではないところに比べると安全性が高いとされています。
セキュリティ性が高いことに加えて、万が一のことがあった際にも助けを求めやすくなり、冷静な対応を望むこともできます。
「昼間だけ管理人がいる」というところでも良いのですが、理想的なのは、上でも述べたように、「ずっと管理人がいてくれるところ」です。
管理人一家が同じ物件に住んでいる、というようなケースは特におすすめです。万が一、カギなどをなくした場合でも対応してもらえます。
管理人がいる=安全、は違う
ただし、「管理人がいるから絶対に安全だ」ということはできません。
なぜなら、管理人もすべての犯罪を防げるわけではないからです。
また、非常に恐ろしいことに、管理人自体が一人暮らしの人にとって脅威となることがあります。
2016年の5月6日、芸能人である福山雅治さんのマンションに、1人の女性が忍び込みました。家人に見つかって逃走を図ったのですが、彼女は間もなく逮捕されました。
しかしここで大きな問題がありました。彼女は、マンションに勤めるコンシェルジュだったわけです。
一般的なマンションでは「コンシェルジュ」までは存在しないかもしれません。
しかし、「管理人」がこの「コンシェルジュ」の立場に立つ可能性は十二分にあり得ます。彼らは多くの場合予備のカギを持っており、いつでも中に入り込むことができるのです。
このような「内側からの侵入者」に対しては、どのようなセキュリティも無力です。入ってくることを阻むことはできないからです。ただ、「侵入すること」はできなくても、防犯カメラがあれば、「侵入者の正体」を見つけ出すことは可能です。
管理人の常駐の有無を考えることも大切ですが、同時に、「管理人がいるから安全だ」と考えないようにすることも大切です。一人暮らし(特に女性の一人暮らし)の場合は、それ以外のセキュリティについても考えましょう。
まとめ
・管理人が常駐しているところは安全性が高い
・管理人(コンシェルジュ)による犯罪もあった
・万が一のために、防犯カメラなどがあったほうが安心