コロナ禍に突入してから二年が経過し、ストレスがピークに達している方も多いのではないでしょうか。ストレスを抱えたままにしておくと、心身の健康を崩すことがあります。
ストレスは免疫力を下げるとも言われます。コロナ禍でもできるストレス解消法を取り入れて、健康維持に努めましょう。
ストレスと体調の関係
「ストレスは万病のもと」という言葉を聞いたことはありませんか?ストレスをため込むと自律神経のバランスが崩れてしまい、様々な症状が現れてきます。身体的症状は、頭痛、肩こり、食欲不振、胃もたれ、下痢、耳鳴り、立ち眩み、めまい、微熱、不眠、慢性的な疲労感などが代表的です。精神的な症状は、イライラ感、不安感、気分の落ち込み、集中力の低下、焦燥感、やる気の欠如などが現れてきます。そのままの状態を放置してしまうと、うつ病や神経失調、機能失調などを発症し、心身の健康を害してしまう恐れがあります。
コロナ禍に入ってから、今までの生活ががらりと変わりましたね。慣れないことをしなければならない、我慢をしなければならない、感染への不安など、様々なストレスを感じているでしょう。コロナストレスをそのままにしておくと心身の不調につながる恐れがあるので、上手に解消していきましょう。
コロナ禍でのストレス解消法
①3密を回避したうえで、好きなことをする
好きなことをすることは、最大のストレス解消法です。コロナ禍であっても、好きなことに取り組んでみる姿勢を大切にしてみましょう。
新型コロナウイルスは、3密(密閉・密集・密接)が整った場所で感染拡大しやすいと考えられています。好きなことをするときは、これらの場所を回避しながら行うことで、感染拡大のリスクを軽減させることができます。施設や飲食店を利用する時は、感染症対策を行っている場所を選ぶ工夫をするといいですね。同じ場所でも時間帯によって混雑具合が変わることがあります。時間帯を変えるなどの対策も取り入れながら楽しんでみましょう。
また、オンラインなどを活用することで、今までどおりとはいかなくても、好きなことに触れることができるケースもあります。コロナ禍でもできる方法を取り入れながら、上手にストレスを解消してみましょう。
②リラックスする
ストレスがたまると交感神経が優位となり、緊張状態に陥ります。この状態が長く続くと心身のバランスを崩してしまうので、リラックスするように心がけましょう。ストレッチをする、お風呂にゆっくり浸かる、自分だけの時間を確保するなど、気持ちや体がゆったりすることを取り入れてみましょう。アロマなど香りの効果を取り入れることもおすすめです。
③体を動かす
体を動かすことはストレス解消につながります。コロナ禍で外出が減ったからこそ、意識的体を動かしてみましょう。散歩やウォーキングは感染リスクも少なく、心身のリフレッシュを行うことができます。外に出ることが難しいときは、室内でできる動きを取り入れてみましょう。ラジオ体操は手軽に取り組むことができます。動画サイトには、5分~10分程度で行うことができる有酸素運動や筋トレ、ヨガメニューなどが多数公開されているので、活用してみるといいですね。
④生活リズムを整える
生活リズムの乱れは知らず知らずのうちにストレスとなり、心身の不調につながります。コロナ禍ではリモートワークや時差出勤、外出機会の減少などにより生活リズムが乱れがちなので、意識的に整えていきましょう。起床時間、就寝時間、食事の時間を決め、メリハリを意識した一日を過ごしましょう。
まとめ
・ストレスをためると、心身の不調につながることがある
・3密を回避しながら好きなことに取り組み、ストレスを解消しよう
・リラックスできる時間をつくることも大切
・体を動かすことはストレス解消につながる
・生活リズムを整える