しつこいダイレクトメールにイライラしている、という経験がある人も多いのではないでしょうか。
では、これを停めるためにはどうすればよいのでしょう。
なお、ここでいう「ダイレクトメール」は、インターネット上のそれではなく、紙の紙媒体のものを指します。
郵便物としてやってくる場合は、「受け取り拒否」で
郵便物でやってくるダイレクトメールの場合は、「受け取り拒否」と書いて、そのままポストに放り込みます。
この「受け取り拒否」という言葉は、赤文字でしっかり書き記すとよいでしょう。また、「フルネームを書いた方がよい」とする意見もあります。
返送するときには、切手などは貼らなくても構いません。着いたままの状態で返します。
この「着いたまま」というのが非常に重要です。たとえ不要なダイレクトメールであったとしても、開封してしまえば、受け取り拒否をすることができなくなります。そのため、内容を見ないで送り返しましょう。
おそらく、何度も来てイライラしているものならば、うっすらとでもその業者の名前に見覚えがあったり、封筒のレイアウトが記憶に残っていたりするでしょう。
また、そうでなくても、これらは特殊な郵便物であることが多いので、避けるのは簡単です。
それ以外の対処方法
少し厄介なのは、上記のような手を使えるのは、あくまで、日本郵便が扱う郵便物だけだということ。
つまり、それ以外の方法で送られてきたものの場合、それを拒否することはできません。
業者に電話をして、配送を中止してもらうのが現実的でしょう。ちなみに、あくまで経験談ですが、まったく知らないところからこれらのアプローチを受けた際、電話にて「私はこの住所を貴社に提供した覚えがないのですが、どこからこの住所を知りましたか」と聞くと、二度と送ってこなくなる可能性が高いと思われます。また、この問いにすぐに明確に答えられる業者はそう多くないと思われます。
現在は、ダイレクトメールの配送を一括で引き受けている業者もあります。
かなり腹立たしい話ではありますが、冷静に、淡々と処理していくことが望まれます。
まとめ
・郵便物でやってくるダイレクトメールならば、開封せず表に赤文字で「受け取り拒否」と書いてポストに投函する
・開封してはいけない。また、切手を貼る必要はない
・それ以外の方法で送られてきたのならば、電話で送付を停めてもらう
・その際は「どこから住所を手に入れたのか」と聞くと、再度の送付を防げる可能性が高いと思われる