先日は川崎市で不幸な事件が起こってしまいました。被害に遭われた方とご家族に心よりお悔やみ申し上げます。
最近は事件だけでなく、幼い命が奪われてしまう事故も続いています。
私たち、そして社会はどの様にして尊い命を守っていけば良いのでしょうか。
事件から守るために
以前は一人で登下校しているところを狙われて誘拐される様な事件が起こった事がありました。
これを防ぐ為に、今は集団で登下校したり「子ども110番の家」のように近所の方々も見守って下さる仕組みが出来つつあります。また防犯カメラの設置等により一定の防犯効果は上がってきています。
そんな中でも今回の様な事件は起こってしまいます。
集団で行動していても、計画的で悪意を持った犯罪者から子供たちを守る事は非常に難しいと思われます。また防犯カメラが設置されていても今回の様な事件では食い止める事が出来ません。
顔認証システムが整備されていたとしても、犯罪歴が無く登録されていなければ事前にこれを察知する事が出来ません。
この様な状況で「人の見えない悪意」を検知出来るシステムに「ディフェンダーX」があります。
ディフェンダーXはロシアで開発された技術でソチオリンピックでも使われて犯罪を未然に防いだと言われています。
これは「バイブライメージ」という技術を活用したものであります。
人間の身体は常に揺れ動いています。この揺れの周波数と振幅を分析してみると、いくつかの心理状態の特徴が明らかになってきます。
これを「攻撃性」「緊張」「抑圧」「ストレス」などのパラメータに分けて分析すると犯罪を行おうとする人間は明らかな特徴が出てきます。
現在、設置されている防犯システムにディフェンダーXを入れる事によって不審者を検知した場合はアラート機能で担当に通報が行き未然に防ぐ事が出来るようになるものです。
事故から守るために
子ども達に車が突っ込んでしまうという事故がありました。
運転しても事故が起きない運転サポートシステムが整備されたり、高齢者等が運転しなくても不自由を感じないインフラが整備されれば良いのですが、そこまで至っていないのが現状です。
高齢者の免許更新では認知症のテストが導入されたり改善が図られています。
しかし高齢者以外でも精神的に問題を持った人がいるのも事実です。
こんな時に役立つ物がディフェンダーXと同じ原理で人間の精神状態を約1分間の測定で判別可能なシステムが「メンタルチェッカー」です。
メンタルチェッカーを使えば、その人の心理状態だけでなく「アルツハイマー病」「パニック障害」「うつ病」等の兆候も顕著に出てきます。
公的な機関で使うだけでではありません。
健康診断と同様に、自分自身の心の状態を把握する事が出来るのです。
意図しない事故を引き起こしてしまわない為にも自分の状態を知る事も大切ではないのでしょうか。
まとめ
・子供の命を守る対策は取られているが万全ではない
・事前登録を必要としないディフェンダーXという防犯システムがある
・精神状態を判定できるメンタルチェッカーというシステムがある