「女性の一人暮らしは不安を感じる」「近所で不審者が出た」「イタズラをされた経験がある」など、様々な理由から自宅に防犯カメラを取り付ける人が増えています。ところが賃貸物件に住んでいると、大がかりな工事を伴う防犯カメラの導入は難しいですよね。そこで注目したいのがドアスコープ型の防犯カメラです。ドアスコープ型の防犯カメラは大がかりな工事を必要としないため、自分で手軽に設置することができます。今回は賃貸物件でも手軽に設置できるドアスコープ型の防犯カメラについてご紹介しますので、この機会に防犯カメラの導入について考えてみませんか?
ドアスコープ型防犯カメラとは?
ドアスコープ型防犯カメラとは既存のドアスコープを外し、空いた部分に小型カメラを設置して使用する防犯カメラのことです。ドアの外側から見ると普通のドアスコープと変わらない外見をしています。内部には小型のモニターが設置されていて、ドアスコープを覗かなくても訪問者の顔を確認することができます。
ドアスコープ型防犯カメラは乾電池で動かすことができるため、特別な電気工事を必要としません。そのため賃貸物件など原状回復が求められる物件を中心に、ニーズが高まっています。設置作業は約10分程度で終了します。力を必要とする作業がないため、女性でも簡単に取り付けることができます。
どんな機能があるの?
ドアスコープ型防犯カメラには人感センサーが搭載されています。カメラの前に人が来ると自動的に起動・撮影を開始し、画面に相手の顔を表示させます。また、SDカードなどの記録媒体を用いることで、訪問相手の顔と訪問時刻を撮影・記録しておくことも可能です。こうした防犯カメラ特有の機能は、外出時に訪問があったかどうかを知りたい時や、不審な訪問者やしつこい勧誘に悩まされている時にも役立ちます。また、ドアスコープ型防犯カメラは外部には防犯カメラを設置していることがわかりにくいため、「防犯カメラを導入したいけど、外部には知られたくない」という方も安心して使えます。
ドアスコープ型防犯カメラは、防犯カメラ以外の用途でも使用できます。従来のドアスコープはドアスコープを覗かないと訪問者を確認することができず、不便でしたよね。ドアスコープ型防犯カメラでは、わざわざドアスコープを覗かなくても訪問者の顔を確認することができます。この利点を生かし、カメラ付きインターホンの代用品として使用することも可能です。また、従来のドアスコープは特殊な機器を使用すると、ドアスコープ越しに部屋の内部を覗くことができてしまいます。ドアスコープから室内の灯りが漏れ、在宅の有無を知られる危険もあります。一方でドアスコープ型防犯カメラはドアスコープ部分がカメラになっているため、室内を覗かれる危険や室内の灯りが外部に漏れて在宅の有無を知られる危険がありません。ドアスコープ型防犯カメラは、覗き防止やプライバシー保護の役割も果たしてくれるのです。
どんな人にオススメ?
ドアスコープ型防犯カメラは大がかりな工事を必要としないため、賃貸物件に住んでいる方でも気軽に導入することができます。賃貸物件にお住みの方の中でも、女性の一人暮らしや新婚世帯にオススメです。女性が一人になる時間が長い場合は、オートロック設置物件や防犯カメラが設置されている物件に入居するのが望ましいです。ところが防犯設備が整っている物件は家賃が高く、入居するのが難しいこともありますよね。そんな時はドアスコープ型防犯カメラを取り付けて、日々の安心安全の確保に努めましょう。筆者は防犯設備に乏しいアパートに住んでいた時に、ドアスコープ型防犯カメラで訪問者を確認してから対応することを心がけていました。日々の安心感がライフスタイルの向上にもつながったので、入居物件の防犯設備に不安を感じている時は、積極的に導入を検討してみましょう。
まとめ
・ドアスコープ型防犯カメラとは、ドアスコープ部分がカメラになっている小型の防犯カメラのことである
・工事を必要としないため、賃貸物件入居者をはじめ誰でも気軽に導入できる
・特に女性の一人暮らしや新婚世帯など、“女性が一人になる時間がある”場合にオススメ