地震や台風などもしものときのために、防災グッズを常備されているご家庭が増えているようですね。
市販されている、一式セットになった防災グッズをご存知の方も多いのではないでしょうか。
それだけで十分ならそれに越したことはないのですが、ご家庭によっては「あれを入れておけばよかった」と思う場面があるかもしれません。
災害という大変な状況のときに、余分なストレスを感じるのはできるだけ避けたいですね。
そこで今回は赤ちゃんのいるご家庭用に防災グッズのリストを作成しました。
災害時に使える日用品のアイディアも掲載しましたので、参考にしてはいかがでしょうか。
防災グッズリスト
赤ちゃんのいるご家庭用
- 紙オムツ
- 着替え
- レインウェア
- 靴
- 薬類
- 粉ミルク 飲み水(1リットルほど)
- 哺乳瓶
- 離乳食 カップとスプーン(離乳食用)
- ウェットティッシュ(おしりふきにも使えます)
- タオル(大・小)
- レジ袋
- 抱っこ紐
- 防災頭巾
- 母子健康手帳
※オムツや衣類、粉ミルクなどは3日分以上用意しましよう。
主要な防災グッズの解説
タオルとレジ袋
タオルは体を拭いたりする他に、冬なら防寒具の代用になります。
レジ袋は汚れ物などを入れる以外にも、簡易的な手袋代わりとして手を汚したくないときにも使えます。
また、このふたつを利用して簡単なオムツを作ることができます。
ビニール袋でも可能ですが、取っ手のあるレジ袋のほうが利用しやすようです。
参考リンク「レジ袋とタオルをつかったオムツの作り方はこちら」
抱っこ紐
普段はベビーカーを使っているご家庭も多いようですので、防災グッズの中に含めました。
災害時は道路が寸断されることや、エレベーターが止まって階段の昇降を余儀なくされることが考えられます。
こういった場合はベビーカーよりも抱っこ紐のほうがより柔軟に対応できます。
普段使っていない人は使い方も覚えておきましょう。
防災頭巾
「ヘルメットや帽子でも良いのでは」という声もありそうですが、こちらでは防災頭巾をおすすめします。
防災頭巾の利点は、使わなくなった時に座布団の代わりにできることです。
避難所などの床は冷たいことが多いので、とくに赤ちゃんや女性は、下に敷くものがあると安心です。
手作りなら費用も安くできますし、自分なりの工夫が加えられますが、裁縫が苦手な方は市販のものを購入してもよいでしょう。
その他の防災グッズピックアップ
必須ではありませんが、あると役に立つものを3つリストアップしました。
防災グッズを紹介しているウェブページはたくさんありますが、そういったページでは取り上げられることが少ないアイテムを紹介します。
洗面器
避難所などでは、水やお湯を一時的にためておく手段が限られるので、あると役立ちます。
赤ちゃんの体を拭くときにも、手元に水が張られていれば手間が省けますね。
ちょっとしたものを運ぶ際の入れ物としても使えます。
ゴム手袋
レジ袋で代用できると書きましたが、滑りにくいので、1組あれば赤ちゃんのオムツを取り替えるときなど、水が少ない状況で手を汚さいようにできます。
冬なら防寒用としても利用できるでしょう。
新聞紙
衣類や靴が濡れてしまったとき、新聞紙で水分を吸収すれば、それだけ早く乾燥させることができます。
また床に敷いたり体に巻いたりして、体温の低下を防ぐこともできます。
折り紙をして遊んであげれば、赤ちゃんのストレス解消にもなってくれそうですね。
今回は赤ちゃんのいるご家庭用に防災グッズのリストを紹介しました。
もしまだお手元に足りないものがあったら、今度買い物に行ったついでにでも揃えておきたいですね。
また、掲載したリストはすべての状況を網羅したものではありません。
お住いの地域や家族構成によって、防災グッズの数を増減して、ご自身の環境に合わせてみてください。
災害は突然やってきます。もしもの時のために備えておく習慣を、日頃からつけておきましょう。
まとめ
- 赤ちゃんのいるご家庭に必要な防災グッズは、一般的なものと少し異なる。
- 居住地域や家族構成によって、防災グッズを増減させましょう。