新社会人になり自分でお金を稼ぐようになると、その管理も自分で行うことになります。
そしてこのときに使うのが、「銀行口座」です。
現在は通帳のない銀行もありますが、ここでは、通帳のあるものを想定してお話していきます。
口座はいくつ持つ?
マイボイスコム株式会社が、2012年の6月に、11443名を対象にとったアンケートがあります。
そこでは、「銀行口座を複数持っている」と答えた人の割合が90パーセントを越えていました。
そのなかでも多かったのが、「5個以上」で34.1パーセント、2位につけているのが「3個以上」で23.5パーセントでした。
また、銀行口座を使い分けている人の割合は、85.2パーセントという数字になっていました。
どのように使い分けるかは人によって異なります。
ただ、「給料が振り込まれる口座」「貯金用の口座」「プライベート用の口座」といったように分けるのが簡単かもしれません。
給料が振り込まれる口座から、貯金用の口座に毎月定額で振り分けていき、ましょう。また、毎月いくらかをプライベート用の口座に移して、遊ぶときなどはそちらを使うようにします。
家賃や光熱費といったものは、給料が振り込まれる口座から引き落とすようにしておくと、払い落しがなくてすみます。
通帳はどこに隠す?
通帳は、自分の財産と直結するとても大切なものです。
そのため、防犯意識を持って、しっかりと隠すことが大切です。
ALSOKがとったアンケートでは、1位は、「冷蔵庫などの場所に隠す」が38.9パーセントで1位でした。2位は「その他」で33.3パーセント。3位は「貯金がないので気にしていない」で22.2パーセントでした。「金庫」と答えた人はわずか5.6パーセントにすぎません。
はんこと通帳は、違うところに隠しておくことをおすすめします。この2つがそろっていれば、お金をたやすくおろせてしまうからです。また、当然のことですが、暗証番号は頭の中に記憶しておくだけにして、メモには残さないようにします。
金庫に隠すことは有効ではあります。しかし同時に、金庫は、「金目の物が入っていること」が一目瞭然のものでもあります。そのため、まず金庫は分かりにくいところに隠し、そのうえで、しっかりと持ち去り帽子のための固定を行うようにしてください。
まとめ
・社会人は5つ以上の口座を使い分けている人が多い
・貯蓄用・給与口座・プライベート用などに分けてもよい
・通帳はわかりにくいところに隠す
・金庫は固定を!
参考サイト
◆みずほ銀行(制作 :東洋経済企画広告制作チーム):「給与口座だけで十分」は大間違いだ!
◆ALSOK:「通帳や印鑑。大事な物の隠し場所」