2017年の4月は平年より暑い日が続き、ゴールデンウイークでは水の事故が多く発生しました。
梅雨が過ぎれば海開きまであと少しですね。
サーファーの方が海で波に乗っている光景も見られるようになります。
今回は、少し早いかも知れませんが海開き前に浜辺で遊びたいという時に、注意しておきたい危険な行動に関してまとめました。
天候に注意
海釣りを楽しむときも注意
海開きの前に浜辺へ遊びに行っても、泳ぐために行くということは早々ないでしょう。
それでも、波は突然あなたへ襲い掛かってくる可能性があるということを忘れないようにしましょう。
今居る浜辺の天気がいくら快晴で風も穏やかであるからと安全とは限らないのです。
高潮は離れた場所で台風などの強烈な風を巻き起こす嵐や豪雨が起こっていると起こる可能性があります。
普通の波でも、10波に1波が大きい波が、更にその10波に1波はより大きな波が来ると言われています。
出かける前には必ず天気予報を確認して、高潮注意報などが出ていないか知るようにしましょう。
潮の満ち引きも調べておかないと、帰ろうと思ったときには潮が満ちて取り残されたということになったら助けを呼ぶしかなくなってしまいます。
地震による不測の津波に備えるために、津波避難ビルといった周辺施設を確認しておくことも大切です。
海釣りの為に防波堤へ行くという方も同じことに注意しましょう。
身の安全を守る
助けを呼ぶ方法を知る
海では陸上と異なり、何か事故が起こったときにすぐ助けを呼ぶのが難しい環境です。
波に流されてしまえば陸上から助けることは非常に難しく、位置もすぐに見失ってしまいます。
助けを求める側も、すぐに陸地を見失ってしまい、自力で戻るのが困難になってしまいます。
何よりも、助けを求める方法が無くて困ってしまうでしょう。
そこで役立つのが防水パックに携帯電話やスマートフォンを入れておくという方法です。
近年は、スマートフォンを入れたまま操作できる物も沢山販売されているので、普段から使い易いと思えるものを用意すると良いでしょう。
緊急時だけでなく、普段も水中でスマホの写真を撮りたい時や風呂場で使うといった用途にも利用できます。
海での非常事態は海上保安庁へ通報しますが、電話番号は118番です。
通報するときには、何処に居たときに何時ごろから流されたのかを必ず伝えるようにしましょう。
また、今着ている服装も伝えると見つけて貰える可能性が高まります。
海釣りなど、波打ち際へ行くことが分かっている時は、ライフジャケットを着用しておけば、万が一流されてしまった時も海に浮かんで救助を待つことが出来ますし、色が派手なので比較的早く救助して貰える可能性が高まるでしょう。
海でのトラブルは予防するためにも、万が一の事態に対応する為にも事前の備えが非常に大切になります。
海開き前で、泳ぎはしないからと油断せずに、しっかりと準備してから遊びにいきましょう。
まとめ
・海では天候に気をつける
・海での非常事態は118番へ