3月も終わりに近づき桜の便りが聞こえ始めました。この週末には花見を楽しみにしておられる方もいると思います。
綺麗に咲き誇る桜を眺めながら、仲間と過ごす一時は非常に有意義なものです。
しかし、それを狙った犯罪が起こりやすい季節でもあります。
今回はお花見の会場で気を付けたい、手荷物などへの注意点を紹介します。
花見会場での注意点
窃盗に注意
花見をしている最中は、話に夢中になったりお酒も入って注意が散漫になりがちです。
その為、ついつい手荷物への注意もなくなってしまいます。
常に手元に置いてあればとも思いますが、席を立ったりすれば荷物から離れてしまう事もあるでしょう。
貴重品は常にカバンなどにしまうより、服のポケットなど確実に目が届いて肌身から離れないように持ち歩くようにしましょう。
万が一盗まれた場合、人混みに犯人が消えてしまい捕まえられなくなる可能性が高くなります。
また、互いにお酒が入っている事が多いので、暴力沙汰といった事には注意が必要です。
巻き込まれないようにするだけでなく、自らが起こさないようにも気を付けましょう。
女性の場合は、夜遅くまでいると強姦といった犯罪に巻き込まれる危険性も高まるので、女性だけの深夜の花見は控えた方がよさそうです。
花見を行う場所は公園といった公共場所で行う場合が殆どですが、路上を占拠したり、周りの迷惑を顧みずに騒ぐといった事を起こさないように気をつけてくださいね。
花見へ行っている間の注意点
自宅の戸締りは確実に
花見の季節は休日でも人々が自宅から離れて過ごす事が多くなる時期です。
特に、お祭りがある場合はご近所付き合いを含めて、家の周りの人々も外出して不在になってしまうという事があります。
この状況は空き巣にとって非常に魅力的な環境だと言えるでしょう。
神奈川県警の平成28年月別データを参照すると、正月と被る1月・年度末や花見と被る3月・夏休みと被る8月・年末と被る12月に関して空き巣の犯罪数が増えている傾向があります。
空き巣を防ぐ為には、必ず家の施錠を忘れないようにして、隙を作らないようにすると良いでしょう。
「ここは盗みに入り辛いな」と思わせる事が空き巣対策で大切なポイントです。
お花見の時期は警察も会場を巡察したり、地域によっては臨時の派出所を設ける場合もあります。
それに加えて、互いの意識が花見に纏わるトラブルや犯罪を未然に防ぐ事に役立ちます。
互いに花見のマナーを守って、楽しく桜を見るようにしましょう。
まとめ
・花見の会場では盗難に注意しよう
・自分自身もトラブルの元とならない様に注意しよう
・花見で空けた家に盗みが入らないよう対策しておこう