皆さんは、非常食や保存食の準備はしていますか?
最近では地震や台風・大雪の影響により、被災地では食料が不足してしまう事態も多く発生しました。
食料が届くまで何日も待たされてしまうということも今後ありうる話ですよね。
なので、日ごろから家庭に非常食や保存食を備えておき、突然の災害にも対応できるような準備が重要になってきます。
そこで今回は、災害の際に食料不足にならないための非常食・保存食選びや私のおすすめ非常食を紹介したいと思います。
『非常食』と『保存食』の違いって何?
非常食や保存食を紹介する前に、まず『非常食』と『保存食』の違いについてみていきたいと思います。
まず非常食とは、災害や戦争などの非常事態により食料不足や食料の配送が難しくなった時に活躍する食料のことです。
非常食の特徴としては、長期の保存が可能であり、また気候(暑さや寒さ、乾燥や湿気)による影響をあまり受けない食料が適するものが当てはまります。
主に水や乾パン・カップラーメン・レトルトカレーなどがあります。
次に保存食とは、非常食と内容がかぶりますが、長期保存が可能な食品のことを指します。
非常食同様に長期の保存が可能で、気候に左右されない食材が当てはまります。
非常食との違いは、その使い道です。
最近では登山をする際に、登山者がリュックの中に高カロリーのチョコレート菓子や糖度が高いジュースなどを入れていますよね。
その理由は、登山は消費カロリーがとても高い運動であるので、それを補うために常に高カロリーなお菓子やジュースを携帯するように勧められているからです。
保存食は長期保存ができるので、無理に全部食べなくても大丈夫です。
リュックの中に少し残しておいて、次の機会に食べるということもできるのでスポーツをしている方にはお勧めです。
このように非常食と保存食の違いについて書いてきましたが、保存食より非常食という言葉のほうが災害時に使う言葉として合っているのではないでしょうか?
どちらも長期保存が可能で、天候などに左右されない特徴を持っていますが、その食料の使い道に違いがあることが分かりました。
乾パンは時代遅れ? 私のオススメ非常食!
長期保存が可能で、天候にも左右されない非常食はやっぱりすごいですよね。
私も突然の災害に備えて非常食を備蓄しているのですが、ここで私がオススメする非常食を紹介したいと思います。
まず、1つ目に『水』です。
これは絶対に欠かせないものですよね。水があるのとないのでは大きな違いです。
最近では北海道七飯町の山林を6日間さまよった子供が保護されたニュースは皆さんご存知かと思います。
行方不明になった子供は山林をさまよい、近くにあった自衛隊の演習場で水だけを飲んで過ごしていました。
専門家の話によると「もし水が飲めなかったら、死んでいたかもしれない」とのことでした。
もし災害時に水がなかったら危機的な状況に陥ってしまうことが分かる事件でもあったと思います。
常に水は備蓄しておくことをお勧めします。
最近ではご家庭にウォーターサーバーを導入される方も多いようです。
2つ目は『缶詰』です。
特にお惣菜の缶詰を備蓄することをお勧めします。
サバの味噌煮やシーチキン・コーンなど、缶詰の種類が少なかったですが、最近はバラエティーが豊富になってきました。
最近では、きんぴらごぼうやひじき、サトイモ煮などのお惣菜缶詰が販売されています。
栄養のバランスがとれ、おなかにもたまるので一石二鳥です。
そして最後は水を入れてすぐにできる『非常用お米』です。
やはり災害時でもお米を食べたいという方は多いと思います。
最近は水を入れれば簡単にできる赤飯やおかゆ、わかめご飯が人気となっています。
この非常食用のお米とお惣菜缶詰があれば、とても満足できますよね。
私もこの2つはしっかりと備蓄しています。
このように最近では、種類が豊富で簡単にできる非常食が数多く販売され人気を呼んでいます。
まだ非常食を備えていないという方がいれば、この機会に準備しておいてはいかがでしょうか?
まとめ
- 非常食と保存食には違いがあり、災害時には非常食という言葉が使われる
- 水は絶対に必要!水さえあれば数日生きていける!
- 栄養価が高く、おなか一杯になるお惣菜缶詰や非常食用のお米がオススメ