春は入学や入社シーズンです。この春から一人暮らしを始める女性も多いのではないでしょうか。一人暮らしは自由を得たり自立心が芽生えたりするメリットがありますが、その一方で様々な危険と隣り合わせでもあります。女性を狙った犯罪に巻き込まれないようにするためにも、入居と同時に防犯対策を取り入れてみませんか?
入居時に鍵を交換する
賃貸物件の中には以前の入居者が使っていた鍵をそのまま使用しているケースがあります。その場合、以前の入居者やその関係者が合鍵を使って室内に侵入できてしまうため、防犯上良くありません。防犯対策を徹底するためには、入居時に鍵を交換するようにしましょう。費用は数千円~数万円程度かかりますが、大きな安心感につながります。
ポストに防犯対策を施す
郵便物は個人情報の固まりです。「住所」「氏名」といったパーソナル情報だけでなく、「クレジットカード番号」「使用している銀行」「電話番号」「買い物をする場所」といった様々な個人情報を知られてしまう可能性があります。女性の一人暮らしでは郵便物を保護することも重要と言えるでしょう。
郵便物を保護するためには、ポストに鍵をかけましょう。オートロックの物件であってもポストはオートロックの外側に位置していることがあります。個人情報を守るためにも油断しないようにしましょう。ポストに鍵をかける時は、ホームセンターで販売している南京錠を使用すると手軽です。
また、女性が一人暮らしをする時は、ポストに名前を貼り出すのは防犯上良くありません。シールや飾り付けなどのデコレーションも女性が住んでいると知られてしまう原因となるので、やらないようにしましょう。
女性が一人暮らしをしていると知られないための工夫とは
カーテン
女性が一人暮らしを始める時は、「女性が一人で暮らしている」ということを知られないようにすることが重要です。まずカーテンの色に気を付けましょう。女性はピンク色のカーテンやフリルがあしらわれているカーテンを選んでしまいがちですが、これは「女性が住んでいます」ということを自ら発信しているようなものです。カーテンはシンプルなものを選び、女性が住んでいることを外部に知られないようにしましょう。
また、女性の一人暮らしには遮光カーテンがおすすめです。遮光カーテンは室内の光が外部に漏れにくくなるため、在宅の有無や帰宅時刻を外から知ることが難しくなります。ミラーレースカーテンを合わせて取り入れると、太陽光を確保しつつ室内の様子は見えにくくすることができます。
洗濯物
女性の一人暮らしでは洗濯物にも気を付けましょう。まず下着類は外に干してはいけません。女性が暮らしていることを外部に知られる危険がありますし、下着泥棒の被害に遭うリスクも高まります。
洗濯物を外に干す時は、壁の下に干すなど外部から見えない位置に干してください。洗濯物を取り込むのが日没後になることがあらかじめわかっている日は、最初から室内干しにしましょう。洗濯物を日没後も外に干したままにしておくと不在にしていることが一目瞭然ですし、洗濯物を取り込むために夜間にベランダに出ると不審者の目につきやすくなります。
女性の一人暮らしであることを知られないようにするためには以下の方法もあります。
・男性用の下着や衣服を一緒に干す
・浴室乾燥機や衣類乾燥機を利用し、洗濯物を外に干さないようにする
自分に合った方法を取り入れてみましょう。
まとめ
・一人暮らしをする時は入居時に鍵を交換すると安心
・ポストに鍵をかけて、個人情報を保護する
・遮光機能のついたカーテンで室内の様子を知られないようにする
・洗濯物の取り扱いに注意する