女性の一人暮らしは犯罪のターゲットになる可能性が高いため、一人暮らしをする時は“女性が一人で暮らしている”ことを知られないようにする必要があります。今回は女性の一人暮らしにおける防犯性を、洗濯物の視点から考えてみましょう。
洗濯物と防犯の関係
女性が一人暮らしをする時は、洗濯物の干し方に気をつける必要があります。それはなぜなのでしょうか。
第一に女性物の洗濯物ばかり干してあると、その部屋に女性が暮らしていることが一目瞭然だからです。さらに、洗濯物の量や洗濯物が干される頻度から、一人暮らしをしていることを見抜かれてしまうでしょう。
洗濯物からは、女性が一人暮らしをしているという情報だけでなく、生活パターンを知られてしまうリスクもあります。例えば洗濯物が干してある時間帯を観察することで、生活リズムや出勤・帰宅時間を知られる危険があります。洗濯物を取り込む時に顔を見られるリスクもあるでしょう。
普段何気なく干している洗濯物ですが、「女性の一人暮らし」「生活パターン」など、様々な個人情報を知られる可能性があります。防犯性を考えるならば、洗濯物の取り扱いにも十分に注意する必要があると言えるでしょう。
防犯性を高める洗濯物の干し方
① 洗濯物は外に干さないのが原則
洗濯物を外に干すと、女性が一人暮らしをしていることが不特定多数の人に知られてしまいます。また、下着泥棒などの犯罪に遭うかもしれません。犯罪のターゲットとなるリスクを下げるためにも、原則として洗濯物を外に干さないようにしましょう。
どうしても外に干さなければならない時は、ベランダの壁に隠れる位置に干すことで、外部の目にとまりにくくなります。
② 男性物の洗濯物と干す方法は本当に安全か?
一人暮らしの女性が洗濯物を外に干したい場合、男性物の下着や洋服と一緒に干すと安全であるという考え方があります。この考えは広く知られていますが、実は落とし穴があります。女性の洗濯物と比較して男性の洗濯物が圧倒的に少ないと、男性物の洗濯物はカモフラージュのために干していることがばれてしまいます。男性の洗濯物と一緒に干すことで防犯性を高めたい場合は、男性用の下着・衣類などを数枚確保し、パターンを変えて干すようにしましょう。
男性物の洗濯物を一緒に干す場合でも、下着などは外に干さないようにしましょう。
③ 部屋干しをサポートする家電とは
一人暮らしの女性が洗濯物を干す時は、外に干すよりも部屋干しをする方が安全です。でも部屋干しをする時に気になるのが生乾きによる臭いや衛生面ですよね。
近年は部屋干しのニーズが高まっていることから、浴室乾燥機付の物件が増えています。これから一人暮らしを始める女性は、浴室乾燥機付の物件を検討するのもいいですね。また、洗濯から乾燥までフルコースで行ってくれる乾燥機能付き洗濯機も人気を集めています。
引越しや洗濯機の買い替えによる費用負担を軽減したい場合は、室内で使える除湿衣類乾燥機の導入を検討してみましょう。部屋干ししている洗濯物を効率よく乾かすことができますし、除湿器としても使用できるため、部屋の中が湿気るのを防ぐことができます。一万円~数万円程度で購入できるので、浴室乾燥機や乾燥機能付き洗濯機よりも買いやすいでしょう。
まとめ
・洗濯物を外に干す行為は、女性が一人暮らしをしていることを知られるリスクがある
・女性の一人暮らしでは、洗濯物を外に干さない
・男性の洗濯物でカモフラージュする時は、枚数やパターンに気を配る
・部屋干しをサポートする家電の導入を検討する