秋になり、だんだんと日が短くなってきました。日没時間が早くなってあっという間に暗くなってきたと感じることも増えてきたのではないでしょうか。
日が短くなり始めると、暗い時間帯を狙った不審者が増えてくるといわれています。
もしあなたやお子さんが不審者に遭遇し、被害を受けそうになってしまったらどのように対処しますか?
今回は、不審者に遭遇した時のための対処法についてご紹介したいと思います。
不審者に遭遇しやすい場所・時間帯
不審者に遭遇しやすいといわれている場所や時間帯についてまとめてみました。
不審者に遭遇しやすい時間帯には下記のような場所を一人で通ることは極力避けるようにしましょう。
1、不審者に遭遇しやすい場所その1:夕方~深夜に人通りの少ない場所
不審者に遭遇しやすいといわれているのが、人通りの少ない場所です。
特に街灯が少なく、暗い場所には注意が必要です。
対策として、出来るだけ人通りの多い道を選ぶようにしましょう。
不安な場合は、迎えに来てもらうなど自己防衛をしましょう。
2、不審者に遭遇しやすい場所その2:夕方~深夜の公園
帰宅時間の遅い小学生や女性を狙う不審者が、夕方~深夜の公園に出没するといわれています。
年齢が低いほど危機意識が低く、不審者の被害に遭うケースが高いです。
家庭内で門限や帰宅ルートをしっかり決めたり、不審者についていかないように日頃から教え込んでいくことで、被害を未然に防ぐことができます。
不審者に遭遇してしまった時の対処法
実際に不審者に遭遇してしまったら、どのように対処すればよいのでしょうか。
いくつかの例を挙げてご紹介したいと思います。
1、大声を出す
「助けてー!」と、大きな声を出すことで不審者を追い払うことができます。
しかし、いざという時のために身構えていても、実際に遭遇すると怖くて声が出せないというのが現状のようです。
家庭内で練習するなどして、いざという時に備えましょう。
2、防犯ブザーを鳴らす
子どもの持ち物というイメージの強い防犯ブザーですが、近年では大人も持ち歩くアイテムへと変化してきています。
オシャレなデザインのものも多く、ファッション感覚で持ち歩けるのも魅力の一つです。
ひもを引っ張るだけで大きな音が出るので、すぐに周囲に危険を知らせることができます。
まだ持っていない人は、是非この機会に購入を検討してみてください。
3、相手にしない・無視をする
不審者に声をかけられても聞こえないふりをしたり、早歩きで立ち去るのも一つの対処法です。
相手にしてしまうと、不審者の会話のペースに持っていかれて危険な目に遭う可能性があります。
4、家族に電話を掛け、助けを呼ぶ
身の危険を感じた場合は、一人で対処するのではなく家族に電話をかけ、助けを呼ぶようにしましょう。
実際に電話をかけなくても、かけるフリだけで不審者にとっては効果があります。
夜道を歩くときに試してみてください。
5、警察に相談する
不審者に遭遇したら、出来るだけすぐに警察に通報しましょう。
通報することで、警察が不審者に対して職務質問をしたり場合によっては逮捕することが出来ます。
すぐに通報出来なかった場合も、不審者の目撃情報は重要な手がかりとなるので警察に相談するようにしましょう。
不審者に対して取ってはいけないNG行動
不審者に遭遇したときに、取ってはいけないNG行動についてご紹介します。
1、挑発する行為
不審者を怒鳴ったり、物を投げつけたりするような挑発行為は絶対にしてはいけません。
逆恨みされて、大きな被害に遭う可能性があるからです。
自分の身を守ることを一番に考えて行動するように心がけましょう。
2、話を聞いてしまう
不審者の呼びかけに耳を傾けたり、興味関心があるような態度をとるのはやめましょう。
不審者に遭遇した時の対処法で有効的なのは、興味がないことを態度で示すことです。
「不審者かもしれない」とおもったら、すぐにその場から立ち去るようにしましょう。
まとめ
- 不審者は、夕方~深夜にかけて人通りの少ない場所や道を選ぶ傾向にある
- 不審者に遭遇したら、大声または大きな音を出して逃げる
- 不審者が話しかけて来ても、相手にしてはいけない
- 不審者を挑発する行為は逆効果。自分の身の安全を最優先に考える