女性の一人暮らしは様々な不安がつきまとうものです。
住宅内で起こる犯罪は多く、女性でありさらに一人暮らしとなれば狙われる可能性が高まる場合があります。
そのため、犯罪に巻き込まれないように日頃から防犯対策をしっかりとしておくことが大切ですが、それには具体的にどのような方法があるかご存知でしょうか?
「自分だけは大丈夫」と考えてしまうのは危険です。
後悔しないためにも防犯対策をしっかり実行しておきましょう。
一人暮らしと思わせない
買い物・洗濯・カーテン・公共料金
防犯対策で効果的な方法のひとつが、日頃から女性の一人暮らしと断定されないような行動をとっておくことです。
スーパーやコンビニでの買い物の内容によっては、一人暮らしということが分かってしまうこともあるため注意が必要です。
できるだけまとめ買いをするように心がけ、1人分の食材に見えないような工夫ができると良いでしょう。
防犯のために洗濯物はできるだけ外を歩く人から見えないようにするのがオススメです。
もしどうしても不可能な場合には、男性物の衣服や下着も共に干しておきましょう。
また、カーテンなど外部から見える物には女性らしいタイプの物を選ばないことも防犯対策になると言われています。
さらに見落としがちなのが、公共料金の納付書や支払い際に対応する時です。
公共料金の徴収を装って呼び鈴を鳴らし、侵入や所在確認をしてくる犯罪者がいます。
名前や料金で女性の一人暮らしと断定されてしまうこともあるため、常に同じ機関での支払いを避けること、もしくは口座引き落としにしておくと安心でしょう。
帰宅時、在宅時の防犯対策
ヘッドホン・鍵・訪問者への対応
女性の一人暮らしかどうか犯人にはっきり把握されていなくても、帰宅時を狙った犯罪に巻き込まれる可能性があります。
帰宅時にヘッドホンやイヤホンなどで音楽を聴きながら道を歩くのは危険です。
周囲の物音が聞こえないため、後をつけられていることに気付かないまま家に到着し、玄関のカギを開けた瞬間に襲われる可能性もないとは言えません。
歩きスマホも同様に周囲への注意が散漫になりますので、止めましょう。
たとえ住まいがオートロックであっても帰宅と同時に侵入されることもあると考え、周囲に人がいないかどうかを確認してから建物内に入るようにしましょう。
玄関のカギを開ける時、エレベーターに乗る時にも同じことが言えます。
また、女性の一人暮らしにおいては、特に在宅時の予定のない訪問者にはできるだけ対応しないのがベストです。
ドアチェーンをしたまま対応したとしても簡単に切られてしまうこともありえるため、ドアチェーンが100%万全な防犯対策とは考えないようにしましょう。
防犯の予防対策
ポスト・ドア・照明
女性の一人暮らしの防犯は、いろいろな場面で何重にも予防をしておくことが重要です。
例えば、ポストを誰でも開けられる状態にしておくと郵便物を物色されてしまう可能性があります。
防犯のために、面倒でもカギをかける習慣をつけましょう。
また、ドアポストやドアスコープは外側から見えないように内側から保護しておくのがオススメです。
部屋の電気がつくタイミングでどの部屋に住んでいるかが予測できてしまうこともあります。
時間を置いて照明を明るくしたり、遮光カーテンを利用したり、また電気をつけたまま外出するのも効果的でしょう。
部屋選びから防犯を考える
オートロック・防犯カメラ・部屋の位置など
引っ越しは、どのようなことを基準に部屋を選ぶかは人それぞれですが、女性の一人暮らしなら防犯対策を第一に考えて部屋選びをすることが大切です。
防犯に効果的なオートロックのある部屋は重要なポイントです。
玄関や廊下・エレベーターなどの共有部分に防犯カメラが設置されていることは防犯効果を高めます。
アパートやマンションの場合はできるだけ侵入されやすい地上階や、屋上に自由に出入りできる建物の最上階は避けた方がいいでしょう。
また洗濯物が外部から見えずに干すことができるベランダの形状になっている物件もあり、女性の一人暮らしにとって効果的な防犯対策になるでしょう。
借りたい物件が決まったら、できれば契約前に夜の時間帯に訪れ、街灯の有無や人通りなど周辺の様子を確認しておくと更に安心です。
近年では犯罪件数が減少傾向にある一方、ストーカーや女性を狙った性犯罪の割合が増加しています。
繰り返しますが、「自分だけは大丈夫」は過信です。
普段から防犯対策を心がけてください。
まとめ
◆女性の一人暮らしだと思われないことが防犯につながる
◆女性の一人暮らしの場合は、外出時・帰宅時にも細心の注意を払うこと
◆鍵をしっかりかけるなどの防犯対策を習慣づけること、また日々防犯に繋がる行動を心がける事でしっかり対策をする
◆女性の一人暮らしは、部屋を選ぶ時から防犯について考慮しておく
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