お子さんの学年が上がってくると、習い事や友達と遊んだ帰りに子ども達だけで夜道を歩く機会が増えてくるかと思います。
夜道には危険が沢山潜んでいます。
子どもを夜道の危険から守ってあげるのは、親の義務です。
今回は、子どもが夜道を歩くときに親が気を付けるべきことをまとめてみました。
夜道を歩くときの注意点
子どもが夜道を歩くときに注意すべき点をピックアップしました。
お子さんと一緒に夜道の危険性を確認しておきましょう。
1、街灯の多い場所を歩く
夜道を歩くときは、出来るだけ街灯の多い道を選んで歩くようにしましょう。
街灯のない道だと不審者が待ち伏せしていても分かりづらく事故も起きやすいため、子どもを歩かせるのは危険を伴います。
昼間の明るいうちに、どの道に街灯があるかを調べておきましょう。
2、車やバイクに気を付ける
自分自身が気を付けていても、暗い夜道では車やバイクによる交通事故に巻き込まれる可能性が高くなります。
暗くなると、ライトを点けていても歩行者が見えにくい場合があるからです。
また、夜になると交通量が減るためスピードを出して走行する車やバイクが少なくありません。
子どもが夜道を歩かなければならない場合は、車道から出来るだけ離れて歩くように心がけましょう。
また、交通量の多い道を避けるなど自己防衛していくことも大切です。
3、家族で決めた道を帰るように指導する
子どもがどの道を通って帰宅しているのかを把握しておくようにしましょう。
いつも違う道を歩いて帰ってくると、万が一何かあったときに対応が遅れる可能性があります。
家族で話し合って子どもが歩く道を決めたり、夜道の危険性を伝えることで防犯意識を高めることができるのでおすすめです。
夜道を歩く際に役立つ防犯グッズ
子どもが夜道を歩く際に役に立つ防犯グッズをご紹介したいと思います。
まだお持ちでない防犯グッズがありましたら、お店でチェックしてみてくださいね。
1、反射板(リフレクター)
小学校で配布されていたり、何気なくランドセルに付いている反射板(リフレクター)は、車やバイクを運転する人にとって非常に目につくことをご存知でしょうか?
反射板(リフレクター)を付けていることで、交通事故を未然に防ぐことができます。
最近ではオシャレな形の反射板(リフレクター)や、キーホルダータイプのものも増えてきており、子どもだけではなく大人も身に着けやすくなっています。
価格も比較的安いので、持っていない人は購入をおすすめします。
2、防犯ブザー
子どもが夜道を歩いていたら突然不審者が飛び出してきた……そんな経験をするかもしれません。
人通りの少ない道を狙う不審者は、近年増加傾向にあるといわれています。
ほぼ毎日のように不審者による悲しい事件のニュースが後を絶ちません。
防犯ブザーを持っていれば、不審者撃退と周りに対してSOSを発信することができます。
防犯ブザーは様々な種類やデザインが多く発売されています。
ファッション感覚で持てるのがいいですよね。
実際どれくらい大きな音が出るのかなども確認してから購入しましょう。
3、色の明るい服・バッグ
明るい色の服を着るだけで、周囲から見ても目立つのでおすすめです。
子どもが夜道を歩く日だけでも、パステルカラーやはっきりとした色の服を選んで着せることをおすすめします。
明るい色のバッグだと子どもらしさも出ますし、常に周囲から目立ちます。
洋服のように何個も用意しておく必要がないのがいいですよね。
まとめ
- 夜道を歩くときは、できるだけ街灯の多い場所を歩くようにする
- 車やバイクによる思わぬ事故に巻き込まれる可能性がある。事故を防ぐためにも、反射板(リフレクター)や明るい色の服やバッグで子供の存在を示すことが大切。
- 家族間で夜道を歩くときの危険性について話し合うことが大切。また、子どもが通る道をあらかじめ決めておくと万が一何かあったときに素早く対応ができる。