秋と言えば行楽シーズンですよね。秋の穏やかな気候を利用して、ハイキングや紅葉狩りに出かける方も多いのではないでしょうか。
秋のレジャーを心行くまで楽しむためには、思わぬ怪我や遭難のリスクを回避することも重要です。今回は紅葉狩りやハイキングなど秋に人気のレジャースポットに出かける時に気をつけたい事柄についてご紹介します。
現地の情報を収集しよう
レジャーに出かける時は観光情報だけでなく、様々な情報を収集しておく必要があります。まず、天候情報や気温情報は必須です。ハイキングコースや紅葉狩りスポットは、平地よりも気温が低い場合があります。天候や気温の情報を軽視すると、低体温のリスクや感染症に罹るリスクを上げるため、レジャーに出かける時は必ず現地の天候や気温の情報をチェックするようにしましょう。
また、渋滞情報・混雑情報にも目を通しておくと、トイレ休憩や飲食タイムを計画的に取ることができるため、結果として快適なレジャーを楽しむことができます。事前に渋滞や混雑がわかっている場合は、車内で使用できる簡易トイレや手を汚さずに食べることができる食料などを持参するようにしましょう。
服装を工夫しよう
ハイキングや紅葉狩りでは、長距離・長時間歩くことが予想されます。怪我のリスクを軽減するためにも、スニーカーなど歩きやすい靴を履くようにしましょう。万が一靴擦れが起こった時のために、絆創膏やガーゼを持参すると、より一層安心です。
秋は昼間と夜間の気温差が激しいことがあります。日中は暖かくても帰る頃には辺りがひんやり感じられることも少なくありません。冷えた体をそのままにしておくと、風邪をひく原因になります。秋のレジャーに出かける時は体温調節しやすいように、簡単に着脱できる衣類を重ね着するようにしましょう。重ね着が苦手な人は、パーカーなどを持参してすぐに羽織れるようにするのもいいですね。ハイキングの場合は汗をかくことが予想されるので、汗冷えを防ぐためにも着替えを準備しておくと安心です。
また、山岳地帯や川べりは虫に刺されるリスクがあります。なるべく露出の少ない服装を心がけましょう。
危険な場所に立ち入らない
毎年秋になると、きのこ狩りなどで遭難する事故が発生しています。このように、秋のレジャーには遭難や滑落事故のリスクがあります。レジャーに出かける時は、遭難や滑落に遭わないように、一人ひとりが気を引き締めることも大事なのではないでしょうか。
遭難や滑落を防止するためには、立ち入り禁止区域に入らない・ハイキングコースなどから外れないといった行動を心がけましょう。遭難や滑落は、おしゃべりや写真撮影に夢中になっている時・より良い景色を求めているうちにはぐれるなど、一瞬の隙に発生します。高ぶる気持ちを落ち着けて、周囲の状況を確認してから行動に移すようにしましょう。危険を伴う行為は絶対に避けてください。
複数人できのこ狩りやハイキングに出かける時は、はぐれる人がでないようにお互いに声を掛け合うことも大事です。
まとめ
・レジャーに出かける時は天候・渋滞・混雑など様々な情報を入手しておく
・服装を工夫し、気温の変化や汗冷えに対応できるようにする
・危険な場所・立ち入り禁止区域には立ち入らない
・はぐれないようにお互いに声をかける