クレジットカードは、「海外」でなくした場合も「国内」でなくした場合も、基本的には対処方法は一緒です。
ただ、国内でなくした場合の方が対処は容易だと言えます。
「すぐに停める」は同じだが・・・・・・
クレジットカードをなくしたり、盗難にあったりした場合、「すぐにカードの機能を停める」というのは、海外でなくしたときと同じです。これをすることで不正利用をシャットアウトすることができますから、安心できるでしょう。
ただ、一つ注意してほしいことがあります。
それは、「クレジットカードと一緒に入っていたものの処置」です。
クレジットカードは、単品でなくすということはあまりないでしょう。多くの場合はサイフに入れて持ち歩きますし、そのサイフには銀行のATMカードや免許証、場合によっては保険証も入っていることもあります。日本国内において、「クレジットカードをなくすシチュエーション」では、高確率でこれらも一緒になくすことになります。
海外でなくした場合、対処は確かに大変です。しかし「保険証」「免許証」や「ATMカード」が不正利用される可能性は極めて低いと言えます。国内の場合は、これらが簡単に不正利用されてしまいます。特に免許証は、「お金が入っているものではないから……」と思ってしまいがちですが、免許証は1枚あればそれだけでお金を借りることができてしまいます。(保険証の場合は住民票などが必要)
そのため、これらもあわせて、盗難届け(紛失届け)を出して、再交付を受けることが必要になります。
もちろん国外でなくした場合もすぐに停めておき届けを出すべきですが、よりこの「届け出」が重要視されます。
国内でなくした場合の手続きについて
国内でクレジットカードをなくしたり取られてしまったりした場合、国外でのそれとは違うため、手続き自体は、海外でなくしたときと同じです。
また、60日間の保障が受けられるのも同じです。違うことといえば、電話番号が異なる場合があるということ、通話料金が有料か無料かで違いがあることくらいでしょうか。
クレジットカードは、電話で再発行の申し込みができる場合と、本人が来店しなければならないケースとがあります。国内の場合は、この対処もしやすいので安心ですね。
まとめ
・クレジットカードを国内でなくした場合はすぐに停止する
・国内の場合、クレジットカードと一緒に入っていることの多い免許証や保険証、銀行ATMカードの処理も重要になる
・国内の方が、言葉も通じるし、来店もしやすいので処理をしやすい