冬場に困るのが、車の窓の凍り付きです。
これについてはどのように対応していけばいいのでしょうか。
なお、「車の窓の凍り付きを防ぐ方法」については、「車の窓の凍り付きを防ぐには」の記事で紹介します。ここで紹介するのは、あくまで、「車の窓の凍り付きが起こってしまった場合の対処法」です。
一番簡単なのはエアコンでの対処
もっとも簡単で、かつお金と手間がかからない方法としては、「エアコンの熱風で溶かす」という方法です。フロントガラスに熱風がふきつけるモードにしておきましょう。こうすると5分ほどで氷が解けていきます。
また。合わせて、スノーブラシやスノースクレーバーを使うのもよいでしょう。これは氷をはがしたり、雪を落としたりするときに使うものです。これで完璧に落としきることはなかなか難しいのですが、エアコンによる送風と一緒に行うことで効果が得られやすくなります
車のエンジンを回してエアコンで氷を溶かしている間に、スノーブラシ(スノースクレーバー)で氷を落とすのも良いですね。
解氷スプレーを使う
もう1つおすすめなのは、「解氷スプレーを使う」という方法です。これは「解氷材」「解氷ショット」などの名前で呼ばれることがありますが、「車の窓の凍り付きを解消するための、氷を解かすアイテム」という点は共通しています。
また、なかには、これ自体がスクレイパーとして使えるものもあります。
これは非常に頼りになる方法です。
1分程度であっという間に氷をとかしてしまうことができる、としているものもあります。また、値段も高くなく、1本あたり300円~500円程度で購入できるのも魅力です。
なお、熱湯をかけて凍り付きを解消する方法は、即効性はあるものの、あまりおすすめしません。フロントガラスが傷つく可能性がありますし、何よりも、再度氷結に至ってしまう可能性が高いからです。
「エアコンが壊れてしまって熱風がでない、また解氷スプレーもない」という場合には緊急避難的に使う可能性はありますが、その場合は、お湯の温度は30度くらいに調節しておくことが望まれます。
まとめ
・車の窓が凍り付いた場合、一番お金がかからない方法はエアコンの熱風で溶かす方法
・スノーブラシやスノースクレーバーを使うとさらに効率がよい
・解氷スプレーを使うのもよい
・熱湯を使うと再凍結を招いたり、フロントガラスにダメージを与えるため避けるべき