普段の生活をする中で、突然のケガや病気にどうすればいいのか分からず困った事はありませんか?
消防署の救急隊員や自衛隊の衛生隊員、山を登っている人やダイビングをする人は相応の知識を持っていますが、普通の生活を送る中で救急救命を行う事はごく稀かと思います。
しかし、事故や家族の急病といった場面に出くわす可能性は誰もが持っています。
今回は誰でも習得できる国際連合認定の救急救命資格であるMEDIC First Aidのベーシックコースを習得した体験から学べる事をお伝え致します。
消防署の救急隊員や自衛隊の衛生隊員、山を登っている人やダイビングをする人は相応の知識を持っていますが、普通の生活を送る中で救急救命を行う事はごく稀かと思います。
しかし、事故や家族の急病といった場面に出くわす可能性は誰もが持っています。
今回は誰でも習得できる国際連合認定の救急救命資格であるMEDIC First Aidのベーシックコースを習得した体験から学べる事をお伝え致します。
MFAとはなに?
米国発祥の万国共通資格

防仁学編集部員MFA受講終了時の資格証
MEDIC First Aidとは直訳すれば「救急衛生」になります。意訳するならば「応急手当」です。
1976年に民間人が応急手当を行えるようにする為に誕生した訓練プログラムで、常に最新の国際基準を取り入れて作成されています。
心肺蘇生法(CPR)を誰にでも習得できるようにプログラム化し、民間用AEDを世界でいち早く教育に取り込んだ組織でもあります。
その実績から国際連合の1機関である世界安全機構(WSO)の認定資格となっており、アメリカ沿岸警備隊などの命に直接関わる国家組織や財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会(DAN JAPAN)といった危険の伴うレジャーの安全を推進する団体で公認され、今では国際的に通用する救急救命資格の一つになっています。
1976年に民間人が応急手当を行えるようにする為に誕生した訓練プログラムで、常に最新の国際基準を取り入れて作成されています。
心肺蘇生法(CPR)を誰にでも習得できるようにプログラム化し、民間用AEDを世界でいち早く教育に取り込んだ組織でもあります。
その実績から国際連合の1機関である世界安全機構(WSO)の認定資格となっており、アメリカ沿岸警備隊などの命に直接関わる国家組織や財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会(DAN JAPAN)といった危険の伴うレジャーの安全を推進する団体で公認され、今では国際的に通用する救急救命資格の一つになっています。
教育の特徴
実技試験やテストを行わない

MFAの特徴として最も他と違う特徴は実技試験や筆記テストが無い事です。
これは、試験を行う事で受講者にストレスが掛かり、最低限覚えなければいけない事を覚えられなかったり、試験に受かる為の勉強になり本当に必要な技術が伴わないといった事を避ける為です。
人間は学んだ事の大半を忘れてしまうと言われていますが、MFAではその場限りの知識ではなく、学んだ中から最低限「これだけは覚えていて欲しい」という内容を覚えられるようにプログラムが組まれています。
教師となるインストラクターは教育に関して徹底した訓練を受けております。
今回、教師をして頂いた方は看護師としての資格を持ち、自衛隊・民間救急・警備会社などでの救急救命現場に携わった経験のある、素晴らしいインストラクターでした。
ただ、「この時は何をしなければいけない」「このやり方は禁止」といったマニュアル的な内容を学ぶのではなく、「この行為がダメな根拠はこれだから」「実際に遭遇すると相手はまさにこんな状態だ」といった最新の知識と豊富な経験から出る言葉のひとつひとつに重みがありました。
これは、試験を行う事で受講者にストレスが掛かり、最低限覚えなければいけない事を覚えられなかったり、試験に受かる為の勉強になり本当に必要な技術が伴わないといった事を避ける為です。
人間は学んだ事の大半を忘れてしまうと言われていますが、MFAではその場限りの知識ではなく、学んだ中から最低限「これだけは覚えていて欲しい」という内容を覚えられるようにプログラムが組まれています。
教師となるインストラクターは教育に関して徹底した訓練を受けております。
今回、教師をして頂いた方は看護師としての資格を持ち、自衛隊・民間救急・警備会社などでの救急救命現場に携わった経験のある、素晴らしいインストラクターでした。
ただ、「この時は何をしなければいけない」「このやり方は禁止」といったマニュアル的な内容を学ぶのではなく、「この行為がダメな根拠はこれだから」「実際に遭遇すると相手はまさにこんな状態だ」といった最新の知識と豊富な経験から出る言葉のひとつひとつに重みがありました。
明日は、教育の流れと内容に関して触れていきます。