ポケモンGO大人気ですね!
週末、レアポケモンが出ると噂の都内のとある大きな公園では23時過ぎにも関わらず100~200人のポケモントレーナーでわいわいと賑わっていました。
暗い公園内に大勢の人がスマホを手にニコニコ楽しみながら歩き回る姿は、まるでお祭りの夜のような非日常的な光景でした。
みなさんの周りでもポケモン探しに夢中になっている方はいませんか?
「ポケモンGO」特需でモバイルバッテリーの売れ行きが好調のようです。
筆者も「ポケモンGO」片手に近所を歩きまわってみたのですが、このゲームをしているとあっという間にバッテリーが減っていきますよね。
100%充電してから出かけたのですが、1時間も経たずに充電切れになってしまいました。
どうやらポケモンGOを存分にプレイするにはモバイルバッテリーが必需品のようです。
ゲームだけではなく防災グッズとしても今や必需品とも言われるモバイルバッテリー。
「ポケモンGO」ブームを機に、ひとつ購入してみませんか?
今回は防災グッズにも、ゲーム用にも使える大容量モバイルバッテリーの選び方について解説してみます。
モバイルバッテリーの容量と充電回数
5回は充電できる10,000mAH以上の容量がおススメ
まずはモバイルバッテリーの容量についてご説明しましょう。
容量の単位はmAh(ミリアンペアアワー)…あまり聞き慣れない単位ですが、電池の容量の単位です。
1,000mAh=1Ahになります。
例えば100mAhは100ミリアンペア(mA)の電流を1時間(h)流し続けられる……ということになります。
一般的なスマートフォンを1回充電するのに必要なのは約1,700mAh、画面サイズの大きいiPhone 6 Plusなどであれば1回・約2,800mAhです。
よく売れている2,000円前後のモバイルバッテリーは容量が5,000mAH前後の場合が多いです。
しかし「ポケモンGO」プレイ時でも、災害による停電時でも、充電回数がたった1~2回ではやや心もとないですよね?
かといって、バッテリーを複数台持つと充電の管理もとっても面倒です。
できれば、手持ちのスマートフォンが5~6回は充電できる大容量モバイルバッテリー(容量10,000~20,000mAh)を1台購入することをおすすめいたします。
この容量だと価格的には3,000~4,000円前後が一般的で、容量に対するコストパフォーマンスが優れていますのでおススメです。
ちなみにノートパソコンも十分に充電できる40,000mAhを超える商品も発売されていますが、価格が3万円前後とややお高めです。
モバイルバッテリーに求められる機能
倍速充電や2機同時充電など
大容量のモバイルバッテリーを購入したのはいいものの、充電速度が遅かったらがっかりしちゃいますよね?
購入前に、機器へ供給可能な電流の「出力値」を必ず確認しておきましょう。
できれば2A(=2,000mAh)以上のUSBポートがあるバッテリーを選んだほうがいいでしょう。
iPhone純正充電器の「出力値」は1000mAh(1A)ですので、単純計算でいえば純正充電器の2倍の速さで充電できることになります。
ただし、充電時間はUSBケーブルにも影響されることがあります。
純製のUSBケーブルは市販のものに比べ高いことが多いですが、品質は確かです。
もし充電速度が遅いと感じたら、純正のケーブルを使ってみてはいかかでしょうか?
また、出力のUSBを2本以上差すことができるタイプのモバイルバッテリーもあります。
大容量モバイルバッテリーの場合、ほとんどのタイプが出力のUSBポートを2つ備えています。
スマホ2台持ちの場合や、家族でモバイルバッテリーを共有する場合は2機同時充電機能のあるモバイルバッテリーが便利です。
ここで注意。
出力USBポートが2つある場合、その差し口によって出力アンペアが異なる場合があります。
急いでいる時は、よりアンペア数の高い差し口を利用することをおすすめします。
まとめ
モバイルバッテリーには様々な種類があり、モバイルバッテリー自体の充電が早いタイプや、充電できている容量がひと目で分かるタイプ、過充電を防ぐタイプ、人気キャラクターとコラボしたタイプ……などなど様々な機能を持ったモバイルバッテリーがあります(既に「ポケモン」に出てくるモンスターボール型のモバイルバッテリーも発売されています)。
モバイルバッテリーは普段持ち歩くことを考えるとサイズや重さも重要です。
被災者の方から「モバイルバッテリーを持っていてよかった(持っていればよかった)」との声が多く聞かれました。
ぜひ普段の用途に合ったお気に入りのモバイルバッテリーを手に入れ、防災グッズとして、ポケモンGOのお供として持ち歩いてみてはいかがでしょうか?