ゴールデンウィークも終わり、夏へ向けて次第に暖かくなってきました。
暖かくなると様々な生物が活発に動きだします。
身近なところでは昆虫がたくさん見られるようになりますが、出来れば動き出して欲しくないものもいます。
今回は直接人に害を与える虫として、蚊による虫刺されで注意したポイントを調べました。
蚊による害
感染症に注意
蚊によって刺されると、蚊の唾液に含まれる成分によりアレルギー反応が起こってかゆみと腫れが起こります。
これだけでも辛いのですが、蚊による害でもっとも注意が必要なのは感染症です。
代表的なものとしては、昨年国内で感染例が確認されたジカウイルスと東南アジアを中心に感染例が見られるデング熱があります。
いずれも蚊に刺されることで感染することが分かっている病で、命の危険に直結する可能性もあります。
海外から日本へ帰るときに、病原体を持って帰ってしまった人が日本でも蚊に刺されることで大流行に繋がる危険性があるので、厚生労働省と外務省は帰国後に体調異常がある人に速やかな通院をするように呼びかけています。
他にも、不衛生な環境からもたらされる様々な病原菌を運んでくる危険性があるので注意が必要です。
特に小さな子どもや高齢者は感染症に弱いので、刺されたあとに何をするかよりも、刺されないようにするにはどうすればよいのかが大切です。
もし、刺されてしまったら病院へ早めに行くことをオススメします。
予防方法
刺されないための処置
虫刺されを予防するには、蚊にとって魅力的でないようにすることが大切です。
例えば、長袖の服を着るだけでも蚊からすれば刺すのが難しいので他の獲物を探したほうがよいと考えますし、刺されても皮膚まで達しないことが多いので予防手段としては最善です。
虫除けスプレーも有効な方法で、肌が露出した箇所には忘れず用いておくようにしたいものです。
直接刺されないための対策もよいのですが、間接的に予防することも大切です。
蚊取り線香などを焚くことで、蚊が家に侵入する可能性を最小限にしましょう。
特に、窓際や玄関は虫が侵入する隙間が出来易いので、入ることが出来ないように隙間を埋めることも有効です。
夏に近づくにつれて、涼しい風を取り入れるために窓を空ける機会も増えるので、しっかりと虫除け対策を施しておきましょう。
まとめ
・蚊によって感染症に感染する危険性がある
・刺されない方策、家に蚊を入れない対策をしっかり整えよう