「隣人」は頼りになる存在ですし、有事の際はお互いに助け合う存在です。
しかし、「一人暮らし」の場合は必ずしもそうは言えないのも事実です。
特に、女性の一人暮らしの場合、隣人の存在は、時に脅威になります。
基本は、「隣人が危険な人間でないか」をある程度調べてから入居するのが原則です。
しかし、「入居してから気付いた」という場合はどうすればよいのでしょうか。
原則として一人では対応しない
女性の一人暮らしの場合、原則として、「一人では対応しない」という点にあります。たとえば、相手も女性であったり、自分と似たような家庭環境にあったりして、かつある程度の交流があるのならば、やんわりと相談するのもよいでしょう。
しかしこのような特定の条件がそろっていないのであれば、絶対に一人で対応してはいけません。
たとえば、騒音トラブルがあったとします。
この場合、「本当に隣人が原因なのか」をまずは確認します。そのうえで、「隣が原因だった」ということがわかったのなら、大家や管理業者に連絡をしましょう。
一人暮らしの女性の場合自分一人で隣人の家のインターフォンを押して文句を言う…というのは危険です。また、強い言葉で非難する手紙などを出すのも危険です。手紙は匿名性が高いもののように思えますが、「あなたが差出人だ」ということが断定できてしまった場合、さらに厄介な事態を招きかねません。
「危ない」と感じたのならばためらわずに引っ越しを
もし、「大家や管理業者に頼んでも、改善しない」ということになれば、引っ越しも見当してください。その前に相手からの脅迫や常軌を逸したクレーム、もしくは「クレームの主が自分だと特定された」というような場合は、場合によっては警察の介入も考えてください。
また、「危険だ」と少しでも感じたのならば、ためらわずに引っ越しをしてください。自分が所有している物件の場合はなかなか難しいかもしれませんが、賃貸物件の場合、この解決策がもっとも安全です。一人暮らしの場合は特に何かあってからは遅いですから、少しでも危険を感じたのならば、「引っ越し」という根源的な解決策をとってください。どれだけ良い物件であっても、このようなトラブルがあったのなら、住み続けることは「危険に身をさらし続けること」に他ならないからです。
まとめ
・隣人トラブルは自分ひとりで対処しない
・大家や管理業者を活用する
・「危険」を感じた場合は、引っ越しも考える