ご家庭では防災リュックの準備は大丈夫ですか?
「そのうち準備しておこう」では、突然の災害に対応できないかもしれません。
今回は、防災リュックに入れておきたい必須アイテムをご紹介したいと思います。
防災リュックの準備は大丈夫? 必須アイテムのご紹介
1、現金
緊急時は逃げることに必死になり、防災リュックだけをもって避難場所へ向かうご家庭が多いそうです。
災害が落ち着いた時、何か購入したいとなったときに、現金がないと困ってしまいますよね。
普段のお財布とは別に、防災リュックの中に現金を入れておくようにしましょう。
1万円分ほど入れておくと安心かと思います。
お札よりも小銭を多めに用意しておきましょう。
2、救急セット(医薬品)
災害が起きると、建物が倒壊したり道路にがれきが散乱したりなど、普段では想像もつかない状況になります。
気を付けていても思わぬところでケガをする可能性が十分に考えられます。
救急セットには「消毒液」と、どんな大きさの傷にも対応できるように「大きめの絆創膏」は必ず入れておくようにしましょう。
ケガの処置を怠ると、化膿してしまったり感染症になったりする可能性があります。
急な腹痛や発熱にも対応できるように、飲みなれている薬も一式入れておきましょう。
ただし、薬には使用期限がありますので、定期的に入れ替えることを忘れないでください。
余裕があるようでしたら、包帯や湿布などの「あったら便利かも!」と思うアイテムもかさばらない程度に入れておくと良いでしょう。
3、飲料水
災害の状況によっては、断水するということも十分に考えられます。
防災リュックとは別で飲料水の準備はするようにしましょう。
1日2Lを目安に一週間分の飲料水と、生活用水用にお風呂の水2Lを用意しておくと安心できると思います。
家族分のコップも忘れずに入れておきましょう。
最近ではウォーターサーバを家庭に導入することで、災害時の備蓄用の水として使うことができるようにしている方も多いようです。
参考リンク:ウォーターサーバーのコスモウォーター
4、非常食
非常食も防災リュックの準備には欠かせないアイテムです。
防災グッズとしての非常食は、賞味期限が非常に長いことで有名です。
値段は決して安くはありませんが、長い目で見るとこまめに入れ替える必要がないのでコストパフォーマンスは高いといえるのではないでしょうか。
缶パンやクッキー、ごはんやスープなどバリエーションに富んだ非常食が発売されています。
ご家族で試食しながら選んでみるのも良いでしょう。
5、懐中電灯
懐中電灯は災害時には必須アイテムといっても過言ではないでしょう。
暗い道を歩くときに足元を照らすなど、何かと使う機会が多いのが懐中電灯です。
お子さんやペットなどの「不安」の解消にも明かりは重要と言われています。
予備の電池と合わせて用意することで、避難が長引いた時にも電池切れを心配することなく懐中電灯を使うことができます。
6、ポリ袋
ポリ袋は「万能アイテム」といわれるほど、災害時には活躍するアイテムです。
突然雨が降ったら頭から被ればカッパ代わりになったり、レジャーシートとして敷いたり、荷物を運ぶのにも便利です。
防災リュックの中には家庭用ポリ袋を1セット入れておくと安心かとおもいます。
大きめのサイズのほうが汎用性があるのでおすすめです。
今回は、防災リュックに入れておきたい必須アイテムをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
「そのうち用意しておけばいい」という考えの方も多いかと思いますが、災害はいつ起こるかわかりません。
いつ起きても対応できるように、今のうちから防災リュックの準備はしておくようにしましょう。
定期的に防災リュックの中身をチェックするようにし、使用期限や賞味期限が近付いているものは取り換えるようにしましょう。いざという時に使えなくては意味がありません。
また、家族で防災リュックの準備をすると、災害に対する危機意識が変わってくるといわれています。お子様の教育の一つに防災リュックの準備を加えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 防災リュックには「現金・救急セット・飲料水・非常食・懐中電灯・ポリ袋」の6つを入れておきましょう!