2017年1月23日の夜から24日に掛けて日本列島を覆った寒波は、南は鹿児島でも雪を降らせ、日本海側では大雪の被害が続出しています。
鳥取県では積雪の為、道路上で300台以上の自動車が立ち往生してしまい、自衛隊によって燃料や毛布が配られました。YOMIURI ONLINE
世界に目を向けるとイタリアで1月18日に地震が発生し、ホテルが雪崩に飲み込まれるという災害が発生しています。
現在も救助が続けられていますが、幸いにも11人が救助されました。AFPBB News
発災から40時間経過後、雪崩に飲み込まれて助かった彼らが行っていた生き残る為の方法と、注意すべきだった行動を分析しました。
鳥取県では積雪の為、道路上で300台以上の自動車が立ち往生してしまい、自衛隊によって燃料や毛布が配られました。YOMIURI ONLINE
世界に目を向けるとイタリアで1月18日に地震が発生し、ホテルが雪崩に飲み込まれるという災害が発生しています。
現在も救助が続けられていますが、幸いにも11人が救助されました。AFPBB News
発災から40時間経過後、雪崩に飲み込まれて助かった彼らが行っていた生き残る為の方法と、注意すべきだった行動を分析しました。
生き残る為に出来る事
互いを励ます

「助けが来ない」と諦めたり、「他の人の様子が分からなくなり絶望する状況に追い込まれる」と生きる為の意思が弱まってしまい、寒さや飢えに耐えられなくなってしまいます。
互いに励ましあうことで、生きようという意思を奮い起こして救助が来るまでの間耐え抜く力を絞り出すことが出来ます。
航空自衛隊でパイロットに配布される非常用の食事には墜落事故などで遭難したパイロットを励ますメッセージが同梱されています。
災害に巻き込まれても諦めず「必ず助けは来る」という強い意志を持つ事が大切です。
注意すべき事
衛生環境に注意

イタリアの雪崩から救出された人の証言に、「強い渇きに襲われて雪を舐めた」という証言があります。
寒いなか何も飲食出来ず40時間孤立していた事を考えると、やむを得ない事だったのかもしれません。
しかし、雪を直接口にするのは危険な行為でもあります。
雪を直接体内に取り入れると、その冷たさによって内部から身体が冷やされてしまいます。
雪山などの環境では周囲の温度が低いこともあり、再び体温を取り戻す事が非常に難しくなります。
喉が渇いていてもそのまま食べるのはオススメできません。
もしどうしても食べる必要があるなら、携帯ガスコンロなどで溶かしてから飲むのが最善です。
また、瓦礫と混じった雪は不衛生な状態なので「疫病」や「瓦礫を飲み込んでのケガ」などが考えられ、非常に危険です。
水分としても充分に吸収されないので、雪は食べないように注意しましょう。
同じ様に地震などの災害時も無作為に「泥水をすする」といった行為を行うのは「最後の手段」を除いてはオススメできません。
災害時は諦めそうになってしまうかと思いますが、無謀な行為に走らず「希望を持って」助けを待ちましょう。
寒いなか何も飲食出来ず40時間孤立していた事を考えると、やむを得ない事だったのかもしれません。
しかし、雪を直接口にするのは危険な行為でもあります。
雪を直接体内に取り入れると、その冷たさによって内部から身体が冷やされてしまいます。
雪山などの環境では周囲の温度が低いこともあり、再び体温を取り戻す事が非常に難しくなります。
喉が渇いていてもそのまま食べるのはオススメできません。
もしどうしても食べる必要があるなら、携帯ガスコンロなどで溶かしてから飲むのが最善です。
また、瓦礫と混じった雪は不衛生な状態なので「疫病」や「瓦礫を飲み込んでのケガ」などが考えられ、非常に危険です。
水分としても充分に吸収されないので、雪は食べないように注意しましょう。
同じ様に地震などの災害時も無作為に「泥水をすする」といった行為を行うのは「最後の手段」を除いてはオススメできません。
災害時は諦めそうになってしまうかと思いますが、無謀な行為に走らず「希望を持って」助けを待ちましょう。
まとめ
・孤立しても近くの人と助け合い、励まし合う事が大切
・雪や泥水など危険なもので飢えや乾きを満たそうとしてはいけない
・雪や泥水など危険なもので飢えや乾きを満たそうとしてはいけない
参考サイト
◆伊雪崩、生き埋めの生存者が語る 「雪を食べ、歌って励ます…」msnニュース AFPBBNews