ペットを飼っている人のだれもが、「ペットとはぐれてしまったり、ペットが死んでしまったりしたらとてもつらい」と考えているでしょう。
しかし災害は急に起こるもの。
もしそのときに、ペットがはぐれてしまったら私たちはどうすればよいのでしょうか。
はぐれてしまった動物はどこにいる?
まず、ペットがはぐれてしまった場合、彼らはどこに行くのでしょうか。
もちろん発見した人にもよるのですが、一般的には動物救護施設に収容されます。また、体調などが悪かった場合は、強力動物病院に収容されることもあります。
彼らは飼い主を見つけるべく、保護した動物をインターネットで公開し、飼い主に呼びかけています。インターネットが使える環境下にあるのであれば、気を付けてこれを確認するとよいでしょう。
また、インターネットを使えない環境下にいる飼い主のために、避難所や仮設住宅の掲示板を利用するケースもあります。
ペットとはぐれてしまった場合は、まずはここに連絡をするとよいでしょう。
また、保健所の管轄になっていることや、警察が情報を持っている場合もあります。まずはこれらの公的機関に問い合わせるようにしてください。
また、その際は、ペットの写真などを提示するようにします。ペットの写真は、名前だけでなく、全身が見えるものにしておきます。
SNSでの呼びかけは慎重に
SNSで呼びかけを行うのも有効な方法ではあります。これによって実際にはぐれてしまったペットが見つかったというケースもあります。ただ、個人情報をさらすことにもなりかねませんから、判断は慎重に行うべきでしょう。
また、呼びかける際は、ペットの詳細をできるだけ載せます。はぐれてしまった日時や猫の特徴などは特に重要です。
また、何よりも大切なのは、「事前の準備」です。
特に、マイクロチップの導入は有効です。これはペットの体に埋め込む非常に小さいチップのことを言います。15桁の個別識別番号が入っており、これを読み込むと飼い主の情報がわかるという仕組みです。10000円程度で入れることができますから、せひ活用してください。
一目でわかる「迷子札」も効果的です。しかしこれはちぎれてしまう可能性もあります。迷子札×マイクロチップの2つ態勢にしておくとよいでしょう。
まとめ
・ペットとはぐれてしまったら、まずは自治体の動物救護施設などに連絡する
・警察や保健所への連絡も有効
・写真は全体が写っているものを。情報はできるかぎり詳しく!
・SNSでの呼びかけは有効だが、慎重に
・マイクロチップや迷子札を付けておこう