9月になりましたが、まだまだ暑さが厳しいですよね。
日中に太陽の下で活動していたら急に頭痛が!
蒸し暑い部屋でエアコンをつけずに家事をしていたらクラッとめまいがしてきた!
……そんなご経験があった方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら自覚症状がないうちに熱中症になっているかもしれません。
今回は、熱中症になった時に出る身体のサインや予防方法と治し方、重度の熱中症の場合の対処法など、熱中症対策についてご紹介したいと思います。
もしかして熱中症?
身体の熱中症SOSサインとは?
どのような症状が身体に出始めたら、熱中症のサインなのでしょうか。
一番多い症状が、急な「頭痛」です。
この頭痛は休憩してもすぐには治らず、適切な応急処置をしないとどんどん悪化してしまいます。
急な「頭痛」に襲われたら、熱中症を疑いましょう。
炎天下の中で活動する際は帽子などを着用し、直射日光から頭を守り熱中症対策をするようにしましょう。
普段から水をこまめにとる習慣をつけましょう。
他にも、突然意識を失ったり、冷や汗をかいたり、吐き気を感じる場合も身体から熱中症SOSサインが出ている可能性があります。
そのような症状に見舞われた場合は、我慢せずに適切な処置を受けるようにしましょう。
もし熱中症になってしまったら
熱中症の応急処置
1、水分を摂取する
熱中症は水分不足が大きな原因といわれています。
症状が出たら、可能な限りたっぷりと水分を摂取するようにしましょう。
できれば水だけ飲むよりも、スポーツドリンクが好ましいです。
スポーツドリンクには、点滴と同じ成分のステビアなどが含まれており、水分だけでなく栄養(ミネラルなど)も効率的に身体に取り込むことができるからです。
スポーツドリンクが手近にない場合は、水と一緒に塩を舐めると症状が早く良くなるでしょう。
塩は身体の中に水分を適度にとどめてくれる役割を果たしてくれます。
2、身体を冷却する
熱中症にかかると全身がほてっている感じになります。
体温が急上昇し、脳からの冷却指令が間に合わなくなり、身体にダメージを受けている証拠です。
このほてりを取るためには、身体を適切に冷やすことが必要です。
首や脇、足の付け根、ひざの裏には大きな血管があり、その部分を重点的に冷却することで効率的に全身のほてりが緩和されます。
タオルを水で濡らしたものや、ドリンクを冷やすのに使用した氷などで「首・脇・足の付け根・ひざ裏」を冷やしてあげましょう。
熱中症を重症化させないためには、できるだけ早く身体を冷やす必要があります。
身体に負担がかからないよう無理のない範囲で、できるだけ効率的に素早く身体から熱を逃がしてあげてください。
3、安静な場所で休む
水分を摂り身体を冷やしながら、症状が落ち着くまでは涼しい場所で横になって休むようにしましょう。
屋外であれば近くの横になれる日陰に避難し、屋内であれば冷房のきいた部屋に移動しましょう。
ただし、熱中症でふらふらに弱っている状態で急に寒い部屋に入ったり長い距離を移動するのは心臓や脳に強い負担がかかるので危険です。
しばらくは無理に体を動かしたりするのは禁物です。
なるべく近くの場所で休むようにしましょう。
軽い熱中症であれば、この手順で対処すればある程度よくなることが多いといわれています。
ただし重度の熱中症の場合は、さらに迅速な対応が必要です。
重度の熱中症の場合の対処法
先ほどお伝えした方法では熱中症が良くならない場合は、迷わず救急車を呼びましょう。
重度の熱中症まで進行している可能性があります。
熱中症で横になっている人がいる場合は、できるだけまめに声をかけて意識を失っていないか注意してあげてください。
また、もしも一人の時に熱中症になった場合は、すぐに助けを呼んでください。
大丈夫と思って、そのままにしておくと最悪死に至るケースもあります。
熱中症にかかっている本人は正常な判断が難しい場合があります。
大げさだとは思わず、異変に気付いたら救急車を呼ぶようにしましょう。
熱中症にならないためには
熱中症予防対策について
1、こまめに休憩と水分補給をする
暑い時期の屋外での活動時には、こまめに休憩と水分補給をとるようにしましょう。
喉が渇いていなくても、水分補給はするようにしましょう。
暑い日は自分が思っているよりも体は汗をかいており、体内から水分が失われていることがあります。
屋内でも水分補給が大事です。
最近では「ウォーターサーバー」を家に導入される方が多くなってきています。
常に新鮮な水が家の中にあることになるので熱中症対策としてだけではなく、災害時の備蓄水として利用することもできますのでおススメです。
おいしい水であれば日ごろから水分をこまめにとる習慣づけにもなりますよね?
健康のためにも防災のためにも役立つウォーターサーバーの導入はおススメです。
参考リンク:ウォーターサーバーのコスモウォーター公式サイト
2、暑さ知らずの健康な体つくり
日ごろから適度な運動を行ったり、バランスの良い食事と十分な睡眠をとったりすることが暑さ知らずの健康な身体づくりにつながっていきます。
熱中症にもかかりにくくなります。
3、帽子をかぶる・エアコン、扇風機を使う
外出時には帽子をかぶり、直射日光から頭を守るようにしましょう。
日焼け対策にもなるのでいいですよね。
ツバの広い帽子がおすすめです。
室内にいる場合はエアコン・扇風機を用いて室温を調節するように心がけてください。
9月はまだまだ暑い日が続きます。
昨年は分かっているだけで105人もの方が熱中症で命を落としています。
熱中症にならないよう、十分な対策をしてください。
まとめ
- 熱中症になったら水分と塩分を摂ること・身体を冷やすこと・近くの涼しい場所で安静にすること
- もし熱中症がなかなか回復しない場合は、すぐに救急車を呼ぶこと
- 熱中症を予防するにはこまめな水分補給・健康的な身体作り・外出時は帽子をかぶる、室内ではエアコン・扇風機を使うこと
- 日ごろからこまめに水分を摂る習慣をつけるためにウォーターサーバーの導入を