スマホは生活必需品であり、肌身離さず持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。そんなスマホを使って防犯対策もできれば、とても便利ですよね。
そこで今回は、スマホを使ってできる防犯対策についてお伝えします。
防犯ブザーとして使う
スマホは専用のアプリをダウンロードすることで、防犯ブザーとして使うことができます。防犯ブザーアプリの使い方はとても簡単で、アイコンをタップするだけで大きな音を出すことができます。アプリによっては「キャーッ」「助けて」「やめてください」など言葉を発する機能もついています。恐怖で声がでないときに役立つでしょう。
防犯ブザーはスマホアプリだけでなく、従来の物理的な防犯ブザーと合わせて携帯しておくことが大切です。そうすることで「どちらかの電池が切れていた」というトラブルに対応しやすくなります。また、「ダブルで鳴らすことでより大きな音を出し威嚇する」「スマホを鞄に閉まっていてすぐに出せない」など、どのようなシーンにも対応しやすくなります。
犯罪発生情報をチェックしよう
各都道府県警や自治体は、SNSを使って犯罪発生情報を公開している場合があります。スマホを使って都道府県警や自治体のSNSをチェックし、身近で起こった犯罪について情報収集してみましょう。提供される情報は各組織によって異なりますが、主に窃盗・詐欺・声かけ事案・盗撮などの発生状況や手口について情報を提供し、注意を呼び掛けています。このような情報を事前に知っていると、「鍵をきちんとかける」「騙されないように警戒する」など防犯意識を高めることができますし、「迎えに行く」「遊びに行くことを控えさせる」など、子どもの身の安全を確保する行動を取ることもできます。
まずはお住いの都道府県警の公式SNSや自治体の公式SNSをチェックし、犯罪に関する情報を発信しているアカウントの有無を確認しましょう。公式アカウントが存在している場合はフォローし、リアルタイムで情報を受け取ることができるようにしておきましょう。
子どもの見守りアプリ
子どもの見守りアプリとは、位置情報を使って子どもの現在地を知ることができるアプリです。親のスマホと子どものスマホにアプリをダウンロードすることで使用できます。
子どものいる場所が地図上に表示されるため、今どこにいるのか・指定の通学路を歩いているか・危険な場所に行っていないかなど、一目で確認することができます。
誘拐などの犯罪に備えるだけでなく、子どもの帰宅時間が遅くて気になるとき・仕事や買い物で家を空けているときに子どもがきちんと帰宅したか確認したいとき・子どもからメールや電話の返信がなくて不安なときなど、日常生活でも活躍するアプリです。
防犯カメラ
防犯カメラは犯罪抑止効果があります。また、犯罪が起こった際に証拠を撮影することができることから、導入する家庭が増えてきています。
防犯カメラには様々な種類がありますが、スマホ対応の防犯カメラなら、外出先でもカメラの映像を確認することができます。仕事や旅行で長期間家を空けるときや、子どもの帰宅時間帯の映像を確認したいときなどに役立ちます。
スマートロック
施錠は防犯対策の基本中の基本です。ところが、ぼんやりしていた・急いでいたなどの理由から、鍵をかけ忘れてしまったり、鍵をかけたかどうかわからなくなってしまうということもあるでしょう。鍵のかけ忘れはあってはならないことですが、かけ忘れてしまった時のことを考慮し、対策を講じるのも防犯対策につながります。
スマートロックと呼ばれる鍵は、スマホを使って鍵をかけることができます。鍵をかけたかどうか不安なときは、スマホを使って確認することができます。万が一かけ忘れていたときは、スマホを使って遠隔操作することも可能です。また、鍵の開閉記録をアプリ上で閲覧することができるので、身に覚えのない記録がある際は、犯罪の発生をいち早く知ることができます。
まとめ
・スマホは防犯ブザーとして使うことができる
・アプリを使って警察や自治体のSNSをフォローし、犯罪発生状況を知ろう
・子どもの見守りアプリを使って、子どもの安全を確認することができる
・スマホと防犯カメラを連動させると、外出先から映像をチェックすることができる
・スマホを使って鍵の開閉をしたり、開閉記録を管理したりすることができる