スマホは連絡手段・情報収集手段・決済手段など様々な機能で生活を支えています。とても便利な一方で、盗難被害にあったときは失うものも大きいという特徴があります。
スマホを盗まれないためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。万が一のときの対処法についても知っておきましょう。
盗難被害につながるNG行動
盗難被害に遭わないためには、スマホの管理方法を見直すことが大事です。カフェや飲食店などで、スマホを机の上に置きっぱなしにしたままその場を離れている人を見かけます。もしも目を離している隙に、悪意のある人に盗まれてしまったら困りますよね。不特定多数の人が出入りする場所では、目の届かない場所にスマホを置きっぱなしにしないようにしましょう。
また、ズボンの後ろポケットに無造作に入れておくと、抜き取られてしまう危険性があります。鞄の中にしまうなど、他人が簡単に触れられないようにしておくことも大事ですね。混雑した場所に出かけるときは特に注意しましょう。
画面ロックを設定しよう
画面ロック機能を使うと、電源を入れたり画面を復帰させたりするたびに解除しなければならず、万が一のときに悪用されるリスクを軽減させることができます。
ロックの解除方法にはパスワード・PIN・パターンがあります。パスワードは文字と数字を組み合わせてロックを解除する方法で、セキュリティ強度が高くなります。PINは数字を打ち込んでロックを解除する方法です。パターンは画面上でパターンを描くことでロックを解除できます。
セキュリティアプリを入れる
セキュリティアプリを入れておくと、スマホの現在地を調べたり遠隔で操作をしたりすることができ、万が一のときに不正利用やプライバシー侵害などを防止することに役立ちます。
位置情報を使用したアプリでは、スマホの現在地をパソコンなど他のデバイスを使って検索することができます。スマホを無くしやすいという人にもおすすめです。
遠隔ロックアプリではスマホを遠隔で操作し、ロックをかけて使用できなくしたり、データを消去したりすることができます。アラーム音を鳴らして警告をする、スマホの画面に遠隔でメッセージを表示させるなどの機能が搭載されているアプリもあります。
万が一のときにすること
スマホが見当たらない・盗まれたなどの状況に陥ったときは、まずは位置情報を使ってスマホの現在地を調べましょう。続いて遠隔ロックをかけ、不正利用されないようにします。
手元に戻ってこない場合は、警察へ届け出を行います。最寄りの警察所や交番に行きましょう。
悪意のある人に不正利用をされないために、回線を一時停止する方法もあります。方法は契約している電話会社のホームページに掲載されています。いざというときのために、目を通しておくとよいのではないでしょうか。
まとめ
・スマホを無造作に置く・後ろポケットに入れる行為は、盗難被害につながることがある
・画面ロックを設定しよう
・セキュリティアプリを導入し、万が一のときに備える
・盗難に遭ったら、まずはアプリを利用して現在地検索や遠隔ロックを行う
・戻ってこない場合は警察に届け出をしたり、不正利用防止のために電話回線を一時停止させる