スマートホン(以下「スマホ」)には、個人情報がぎっしり詰まっています。またクレジットカードなどと連動させている人もいるでしょう。
このような特性を持つスマホをなくしてしまうと、非常に大きなダメージを受けることになります。
そこでここでは、スマホをなくした場合の対処方法について解説していきます。
まずは落ち着いて! 悪意のある人に拾われたとは限らない
スマホをなくした場合、「だれかに悪用されたらどうしよう!」と心配になる人も多いかと思われます。
ただ、もしスマホをなくしてしまっても、悪意のある人に拾われるとは限りません。
まずは以下のことを試してみてください。
①電話をかける
家族や友人がいるなら、まずは電話を掛けてみてください。家の中やカバンの中にある場合は、これで発見できる場合もあります。またお店などでなくした場合は、お店の人が出てくれることもあります。
②思い当たるところに電話をする
「出先から帰ってきたらスマホがない!」という場合は、思い当たるところに電話をしてください。お店などでなくした場合は、そこのお店で保管してくれているケースもあります。
また善意の第三者が届けてくれているケースもありますから、警察に連絡をするのも有効です。
③GPS機能を使って探す
「スマホを探す」という機能を使って探すこともできます。事前に申し込みをしてある場合は、これを利用しましょう。だいたい50~300メートル程度の誤差範囲で発見ができます。なお「たしかに自分が立ち寄った場所にある」という場合は危険性も少ないのですが、「行った覚えのところで見つかった」という場合は、念のため警察に連絡してください。「落ちていたスマホを、悪意を持って持ち去って移動させた人間」と1対1で対峙するのはあまりにも危険です。
紛失であると確定したら
「身近なところにはなかった、見つからない」となった場合は、以下の方法をとります。
④携帯電話会社に連絡をする
携帯電話会社に連絡をして、紛失した旨を伝えます。この連絡を受けた場合、携帯電話会社はすぐにサービスの停止に動きます。
夜間でも対応してもらえるので安心です。
⑤パスワードの変更
「スマホから通販会社を利用している」という場合は、パソコンなどからアクセスしてログインパスワードを変更します。
⑥警察に届け出を
警察に遺失物届を出します。遺失届を出して置けば、「悪意のない人が拾ってくれたけれど、届ける時間がなくて後で届け出てくれた」などの場合に連絡がもらえます。
まとめ
・スマホをなくしたら、まずは電話をしてもらう
・心当たりのあるところに電話したり、GPS機能を使って探したりするのも有効
・それでも見つからなければ携帯電話会社に連絡を
・各種パスワードを変更して、警察にも連絡する