本格的に気温が低くなり、ウィンタースポーツへと出かけられる方も増えてきました。
自動車に乗って遠方まで行くという方もいるでしょうが、冬季のドライブ対策はしっかりできていますか?
冬場の路面凍結などによる事故を防ぐ、スリップ対策を紹介します。
自動車に乗って遠方まで行くという方もいるでしょうが、冬季のドライブ対策はしっかりできていますか?
冬場の路面凍結などによる事故を防ぐ、スリップ対策を紹介します。
【路面凍結の危険性】
関東でも路面凍結には注意

路面凍結による事故と聞くと、北海道や東北といった雪国と呼ばれる地方で起きやすいと思われがちです。
しかし国土交通省関東地方整備局では平成22年度と平成23年度に起きたスリップ事故による通行止め箇所を発表しており、それを見ると群馬県などの凍結が起きやすい地域だけでなく、首都圏の市川市や越谷市においてスリップ事故が発生している事が分かります。また自動車学校で習ったように、橋の上やトンネルの出口なども注意する必要があります。
意外な場所では神奈川県の新湘南バイパスでも起きております。
路面凍結は冬場特有の現象の為、年間を通して経験する訳ではありませんが、普段の操縦感覚と違う為に大きな事故に繋がる可能性があります。
例えばブレーキを踏んでから車が止まるまでの制動距離は、時速50kmからブレーキを目一杯踏むと乾燥路面では10.7mで止まる事が出来ますが、凍結路面では111.8mも進んでしまう事が北海道環境生活部の資料で紹介されています。
しかし国土交通省関東地方整備局では平成22年度と平成23年度に起きたスリップ事故による通行止め箇所を発表しており、それを見ると群馬県などの凍結が起きやすい地域だけでなく、首都圏の市川市や越谷市においてスリップ事故が発生している事が分かります。また自動車学校で習ったように、橋の上やトンネルの出口なども注意する必要があります。
意外な場所では神奈川県の新湘南バイパスでも起きております。
路面凍結は冬場特有の現象の為、年間を通して経験する訳ではありませんが、普段の操縦感覚と違う為に大きな事故に繋がる可能性があります。
例えばブレーキを踏んでから車が止まるまでの制動距離は、時速50kmからブレーキを目一杯踏むと乾燥路面では10.7mで止まる事が出来ますが、凍結路面では111.8mも進んでしまう事が北海道環境生活部の資料で紹介されています。
ブレーキが間に合わなくなると、歩行者の巻き込み事故や橋からの転落事故といった命に関わる事故に繋がります。また車が制御できなくなる事で道を塞いでしまい、通行止めを起こしてしまうというトラブルにもなりかねません。
【スリップ対策】
冬用タイヤやチェーンの着装を忘れずに

冬の運転時には普段よりも早めに減速する事や、「急なハンドル操作」や「急ブレーキを避ける」といった基本的な操縦技術を守る事が大切です。
特にカーブは対向車と正面衝突を起こす可能性が高く、最も注意を必要とします。カーブに入る手前、直進している時にスピードをおとす事が大切ですね。
交差点でも勢いに任せて横切らず、いつでも止まれるように充分減速して通行する様にしましょう。車間間隔を広めに取り、前方車との追突予防に気を付ける事も大切です。
そして、忘れてしまいがちなのがタイヤを冬用のスタッドレスタイヤへ交換する事や、雪道を走る前にチェーンを巻いておくといった物理的な対策です。
特にカーブは対向車と正面衝突を起こす可能性が高く、最も注意を必要とします。カーブに入る手前、直進している時にスピードをおとす事が大切ですね。
交差点でも勢いに任せて横切らず、いつでも止まれるように充分減速して通行する様にしましょう。車間間隔を広めに取り、前方車との追突予防に気を付ける事も大切です。
そして、忘れてしまいがちなのがタイヤを冬用のスタッドレスタイヤへ交換する事や、雪道を走る前にチェーンを巻いておくといった物理的な対策です。
スタッドレスタイヤは雪道を走る為に作られたタイヤですが、履かせただけでは充分な対策になっていない場合があります。
操縦面でも急な操作をすると路面に食い込む事が出来ずにスリップを引き起こしてしまいます。
操縦面でも急な操作をすると路面に食い込む事が出来ずにスリップを引き起こしてしまいます。
もう一つ、雪解けの濡れた路面や降雨時には、ノーマルタイヤよりも滑りやすい特性を持つスタッドレスタイヤもありますので(近年では改善されつつある)、スキー場からの帰り道も、「雪が無くなった」からといって安心は禁物です。
雪の状況によっては溝が雪で埋まってしまい効果が半減してしまう場合があるので、積雪のある地方へ行くときは必ずチェーンを用意しておきましょう。
チェーンの装着は慣れてないと時間がかかりますが、練習しておけば、約10分程度で出来るようになります。
チェーンは駆動輪に装着するため2本しかありません。愛車の駆動輪を確認しておくことも大切です。
路面が凍結し易くなる12月~3月の間、ウィンタースポーツも楽しい季節になります。
安全運転を心掛けて、楽しい冬を過ごしましょう。
安全運転を心掛けて、楽しい冬を過ごしましょう。
【まとめ】
・スリップ事故は比較的起こりにくいと感じる場所でも発生する。
・普段とは運転感覚が異なる為、慎重に運転する必要がある。
・冬用タイヤやチェーンの準備を忘れずに。
・普段とは運転感覚が異なる為、慎重に運転する必要がある。
・冬用タイヤやチェーンの準備を忘れずに。