皆さんはストレスを感じていますか?
新しい職場で働き始めた今「仕事がうまくいっていない」、「人間関係がうまくいっていない」など。日常生活でストレスを感じている人が多くいると思います。
しかし、このストレスをたくさん抱えてしまうと、深刻な症状や病気になってしまうかもしれません。
そこで今回は、ストレスで起こる症状や病気、ストレスの予防法をご紹介します。
ストレスって何?
ホルモンがストレスを対処できない?
ではまずストレスの概要について詳しく見ていきましょう。
ストレスとは、「ストレッサー」という言葉の略で、人間関係や生活環境の刺激が、脳に伝わることで、体にあらゆる症状を起こす症状のことです。
ストレスを感じると、体の中にある様々なホルモンが分泌し、ストレスを解消しようとします。
しかし、ホルモンの分泌が間に合わないほどのストレスを感じてしまったり、ホルモンのバランスが崩れると、体の調子が悪くなってきます。
最近では、仕事上の人間関係により、深刻な病気になってしまう人が多くなっていますよね。
「仕事でのノルマを達成できない」、「上司との人間関係が劣悪だ」など、職場でストレスを抱えてしまう人が多くなっています。
これは、過度なストレスにより、体の中にあるホルモンがストレスを解消できなくなっていることが挙げられます。
このようなストレスを多く抱えてしまうと、様々な病気や症状を引き起こす原因となります。
ストレスによって引き起こされる病気や症状
ではストレスを多く抱えてしまうとどのような症状や病気を引き起こすのか見ていきましょう。
うつ病
まず1つ目は、うつ病です。
最近ではこのうつ病が社会問題となっています。
理由は、職場での長時間労働、劣悪な人間関係、家庭の経済的な問題など、原因はたくさんあります。
このようなストレスをたくさん抱えると、うつ病という病気を引き起こします。
うつ病になると、「何事にも興味がわかない」、「気分が落ち込む」、「マイナス思考になる」、「食欲がわかない」、「人と話したくない」など、日常生活に支障をきたすような症状が長期間にわたって続いてしまいます。
このうつ病は、回復するのにとても時間を要し、回復した後も、後遺症として人間関係がうまくできないという症状が残る場合もあります。
現在ストレスを多く抱えている人は、まずカウンセリングを受けるか、心療内科で診療することをお勧めします。
うつ病にならないためにも、日ごろ生活していて何か楽しいことを見つけることも大切なことですね。
アルコール依存症
また、ストレスを解消しようとして、違った症状を引き起こすこともあります。
それは、アルコール依存症です。
ストレスを解消しようとして、お酒の力を借りている人はかなりいらっしゃると思います。
確かに、いやな記憶を忘れるまで飲んで、いい気分になりたいということはとても分かります。
しかし、これが過度な飲酒につながり、アルコール依存症になってしまう可能性があります。
このアルコール依存症は飲酒などアルコールによって、自らの意思で飲酒行動をコントロールできなくなり、依存するように飲酒行為を繰り返す精神疾患のことです。
最近は、中年男性だけではなく、若い女性にも多くなってきました。
女性は子供の妊娠から始まり、出産、そして育児までをこなさなければなりません。
仕事をしている男性ばかりが、ストレスを受けていると思う方もいらっしゃいますが、最近は女性もこのストレスを感じています。
ストレスを、アルコールで解消するのはほどほどにして、ストレスをあまり感じないような生活を心がけることが重要です。
このようにストレスには、多くの症状や病気を引き起こす原因になることが分かりました。
ストレスを多く抱えないような生活を心がけることが重要なことですよね。
まとめ
・過度にストレスを感じると、ホルモンがストレスを解消できなくなるため、様々な症状を引き起こす
・うつ病は最近問題となっている病気であり、回復する期間も長く、回復した後も後遺症が残る場合がある
・ストレスを解消しようとアルコールに頼る人が多いが、アルコール依存症になる危険性がある