シェアハウスは多くの人が交流する場所です。それこそがシェアハウスの魅力でもあるのですが、同時に、これによってトラブルが起きることもあります。
今回は、それを「住人」の観点から見ていきましょう
住人同士のトラブルはそれほど少ないことではない
シェアハウスで住人同士でトラブルが起きたという話は、それほど少なくありません。
多くの人がともに生活をするわけですから、当然そこにはさまざまな感情の軋轢があります。
実際、100のサンプルを対象として行われたアンケートでは、その半数近くの人が、「シェアハウスでは、人間関係のトラブルが発生しがちだと思う」と回答しています。これは2位の「マナー違反」のほぼ倍の数字です。
シェアハウスで起こる、住人間でのトラブルは非常に多岐に及んでいます。
それについて見ていきましょう。
音や臭い、マナー違反といったことが問題になる
「音」の問題は、シェアハウスにつきまとう大きな問題です。
シェアハウスの場合、一般的なアパートやマンションに比べて、「音」に対して敏感になる必要があります。
特に、「1人1部屋」の家ではなく、複数人で1つの部屋を使っている場合はその傾向が顕著です。夜中に戻ってきたときの足音、日々の生活音などは、ほかの人に対して、ストレスとなってのしかかることがよくあります。
また、「臭い」についても同じことが言えます。風呂にあまり入らない、洗濯物を溜め込むということも問題ですが、それ以外にもさまざまな臭いがあります。「臭い」は自分ではなかなか気づきにくいものです。
マナー違反もよく問題になります。詳しくは「価値観」のところでお話しますが、世の中にはルールがあります。しかしそのルールを守れなかったり、または「ルールは守っているけどマナーは守っていない」といったりするような人もいて、これが問題になります。
さらに大きな問題は「恋愛」です。
シェアハウスのなかで恋愛関係に陥った場合、うまくいけばまだいいのですが、告白をして失敗したり、カップルになったけれどもけんかが頻発したり……ということになると、シェアハウス全体の雰囲気も悪くなります。
まとめ
・全体の半数が「シェアハウスの問題は人間関係にあり」としている
・音や臭い、マナー違反などが問題になる
・恋愛が絡んでくると、さらに事態が複雑になる
参考サイト
◆SankeiBiz:「アラサー女性20人のシェアハウス、トラブル避けられない現実 トンデモ住人に戦々恐々」
◆Guest House Bank:「シェアハウス生活!考えられるトラブルや問題点とは?」
◆防仁学:「最近流行りのシェアハウス シェアハウスで起きるトラブルについて~基本編」
◆防仁学:「最近流行りのシェアハウス シェアハウスで起きるトラブルについて~窃盗編」