春一番、冬の嵐、竜巻、積乱雲の初期突風、台風など季節により原因は様々ですが強い風が吹く事があります。
風が強い日は物が吹き飛ばされたりして身の危険を感じる事もあるでしょう。
今回は突風によるケガを防ぐ為の注意事項を調べてみました。
外を歩く時の注意事項
倒れそうな物に近寄らない
風が強い日は一見動かないように見える物でも倒れてしまう場合があります。
例えば工事現場の仕切り板といった風を受け止め易い物はしっかり固定されていないと倒れてしまいます。
クレーンで吊り下げられている物も揺れてしまい、最終的には自重で大きく動きだす事もあります。
より身近なものでは自動車が風に煽られ、ハンドルを切り間違う事もあるのです。
歩行者は出来る限り工事現場などの重くて固定されていない物が多い場所の近くは避け、車道からも距離を取る様にすると安全です。
ドライバーも速度を出し過ぎないように注意しつつ、トンネルの出口や橋の上など急に横風が強くなる時があり気を付けなければいけません。
また歩行者や障害物を避ける時は充分な間隔を空ける様にしましょう。
安全にする為できる事
飛びそうな物は固定する
強風の時にもっとも対応が難しいのは、不在時の自宅で起こる事故です。
例えば、洗濯竿が吹き飛ばされてしまったり、プランターが倒れてしまうという事があります。
もしも、近くを歩く通行人に当たってしまい、ケガを負わせてしまったら責任を問われる事になりかねません。
不慮の事故を防ぐ為には、日頃から備えておく事が大切です。
洗濯竿をロープで固定したり外して地面に置いたり、プランターに風除けを置いてあげるだけでも事故が起こる可能性を減らせます。
編集部員が硫黄島で勤務していた時は、台風の翌日にはグランドのサッカーゴールが滑走路の近くまで動いていました。
また、強風が起こる時は天気予報などで注意が呼び掛けられる事があります。
気象庁が発表する強風・竜巻注意報があれば、該当する地域では突然の突風による被害があるかもしれないと考えるようにしてください。
事前に分かっていれば、ベランダ上のプランターを下に降ろしたり、洗濯物を屋内に干すといった対策も立てやすいでしょう。
また防災科学技術研究所の「気象災害軽減イノベーションセンター」では、災害の詳細予測と被害軽減に向けた取組みが行われております。
日々の生活でも予定をしっかり立てれば行動しやすい様に、防災も事前に計画を立てておけば対応しやすくなりますね。
まとめ
・突風が吹く日は倒れそうな物に近寄らない・
・車の運転だけでなく、歩行者も車に注意する
・事前に物が飛ばない様に配慮する。