東日本大震災や熊本地震の時自衛隊さんにお世話になってからというもの、自衛隊について興味が出てきた、自衛隊についてもっと知りたいという人も多いのではないでしょうか。知り合いに自衛隊の人がいるという場合でも、なかなか自衛隊が普段どのような訓練を行っているのか、また駐屯地とはどのようなところなのか、ベールに包まれていて分かりにくいかもしれません。そんな場合でも、自衛隊についてよく知るための方法があります。それは自衛隊の駐屯地を見学するという方法です。今回は駐屯地見学について、熊本県の健軍駐屯地の広報担当・平(たいら)さんにお話を伺いました。以下平さんのお話です。
月一回行われる見学ツアー
陸上自衛隊の健軍駐屯地では、「健軍駐屯地見学ツアー」というのを毎月第二木曜日に実施しています。目的としては、駐屯地に対する理解を深めていただくこと、自衛隊を身近に感じていただくことがあります。時間は10時から13時まで。参加費は500円(昼食代金込)で、当日に徴収させていただきます。毎回16名の定員に達すると締め切りとなりますが、もちろんこの日以外に見学したいというお申し出にも対応しております。その場合、飛び込みでは門のところで手続きに時間がかかりますので、事前にご連絡いただいた方がスムーズです。
健軍駐屯地見学ツアーの申し込みは、電話かファックスで承っています。ホームページも毎月更新しており、日時なども記してありますので、ぜひご覧ください。
見学ツアーの内容
健軍駐屯地見学ツアーでは、まず駐屯地の概要を説明いたします。そして戦車の前で記念撮影を行います。もともと健軍駐屯地は、三菱重工の熊本航空機製作所があった場所に建っています。第二次世界大戦中、飛行機を組み立てていたのです。健軍飛行場は今の日赤病院や熊本県立大学がある場所にありました。そこから飛び立った「義烈空挺隊」の慰霊碑もあります。ツアーではそういったことも説明いたします。
昼ご飯は、隊員が食べているものと同じものをお召し上がりいただきます。メニューは、「「ネギたっぷり馬すじ丼」か「鎮西ラーメン」のどちらかです。ホームページにもその日のメニューが記載されています。
そして、売店では自衛隊グッズを買うこともできます。迷彩柄とくまもんを合わせたグッズやお菓子、それに迷彩柄のカバンなどもあります。自衛隊グッズの中で人気なのは、子供用の迷彩柄の「Tシャツ」や迷彩柄の「のし袋」などです。自衛隊でしか売ってないもの、また健軍駐屯地でしか売っていないものもありますので、ぜひツアーではご覧いただければと思います。
たくさんの人に来ていただきたい
ぜひ健軍駐屯地見学ツアーにたくさんの方に来ていただきたいと思います。たくさんのお問い合わせをお待ちしております。
お話を聞いて(以下ライター宮崎の感想)
いかがでしたか?駐屯地見学ツアーに参加すれば、自衛隊さんが普段どんなことをしているのか、また駐屯地というのはどんな場所なのか、よく知ることができそうですね。今回お話を伺った平さんが、たくさんの方に来ていただきたいとおっしゃっている通り、気軽な大人の社会科見学気分で行けそうだと思いました。売店では自衛隊でしか買えないものもあるので要チェックですね。ネギたっぷり馬すじ丼や鎮西ラーメンも食べてみたいですね。
まとめ
・自衛隊の見学をするには、ツアーもあるのでチェックするのがおすすめ
・飛び込みで申し込みするよりも、事前に連絡でスムーズに
・お昼ご飯も何を食べられるかチェックしよう
・売店では自衛隊でしか買えないグッズもある
・自衛隊の見学ツアーには気軽に参加してみよう