女性の引っ越しの場合、「防犯」については、考えすぎるくらいに考えておくくらいの方がいいと思われます。もし何かあったときに、「あのときにああしていれば」と悔やむこともなくなりますし、犯罪を未然に防ぐことにもつながります。
今回は、「引っ越しをする、まさにそのとき」に気を付けたい事柄について見ていきましょう。
「引っ越し業者」が信頼できると誰が言える?
多くの引っ越し業者は非常に丁寧に仕事をしてくれますし、高い職業倫理感と培った技術によって、引っ越し業務を遂行してくれます。
しかし、一部の引っ越し業者に不快な思いをさせられたり、盗難などの犯罪行為の被害者となったり、ナンパをされたりした、という人もいます。
このようなことを避けるためには、女性の一人暮らしの引っ越しは、女性の引っ越しスタッフに頼んだ方が安全です。もちろん「女の人に頼めば絶対にこれらの犯罪行為はおきない」とまでは言えませんが、リスクは減らすことができるでしょう。また、下着などはやはり男性には見られたくないもの。その意味でも、このような選択肢をとるのは有効です。
現在は、大手の引っ越し業者の多くは、「レディースプラン」というようなかたちで、女性の引っ越しスタッフ(大きな家具などは除く)だけで引っ越しをしてくれるプランを用意しています。こちらを積極的に利用しましょう。また、値段もそれほど大きく跳ね上がるわけではないので、使いやすいというのも大きなメリットです。
盗聴器の検知サービスは意味があるのか
また、賃貸の集合住宅に入る前に、盗聴器などの検知サービスを実施するのも一つの手です。賃貸物件の場合、前の住人が盗聴器を仕掛けていたり、また前の住人が盗聴器を仕掛けられたりしている可能性が否定しきれません。
これらは一部の引っ越し業者が行っています。
ただ、探偵会社などによれば、「この検知サービスで、すべての盗聴器が発見できるかというと疑わしい部分がある」ということです。もっとも、「受けないよりは受けた方がよい」とは言えますので、気になる人はこれに申し込むとよいでしょう。別途料金はかかりますが、不安な気持ちをぬぐい取ってくれることでしょう。
まとめ
・女性の引っ越しは、レディースプランなどに頼むのが安全
・盗聴器検知サービスでも発見できないものはある
・しかし、受けることである程度の安全は手に入る(別途料金が必要)
参考サイト
◆相沢京子調査室「引越業者による盗聴発見サービスは問題だらけ」
◆ズバット引越し比較「「単身女性の引越し」は安心・安全がポイント」
◆日通「盗聴器・盗撮器探査サービス」