多くの人が外出をするゴールデンウィークは、全国各地で渋滞が多発します。渋滞にはまってしまった時に問題となるのがトイレですよね。渋滞の最中にトイレに行きたくなり、切羽詰まった状況を味わった方も多いのではないでしょうか。
トイレを我慢することは健康にも悪影響を及ぼします。今回は渋滞に巻き込まれた時のトイレ対策についてご紹介しますので、今年のゴールデンウィークはトイレ対策を万全にして、快適なドライブを楽しみませんか?
渋滞時のトイレ事情
ドライブ中にトイレに行きたくなった時、一般道走行中は公衆トイレに立ち寄ったり、コンビニエンスストアやスーパーでトイレを借りたりすることができます。高速道路ではサービスエリアやパーキングエリアでトイレを済ませることができます。道が空いている状況であれば、数分~数十分程度でトイレにたどり着くことができるでしょう。
一方で、渋滞時のトイレ事情は想像以上に深刻です。一度渋滞にはまってしまうと、1時間はトイレに行けないことがあります。高速道路で渋滞にはまった時は特に深刻で、サービスエリアやパーキングエリアにたどり着くまでに数時間を要することもあります。
トイレを1時間~数時間にわたって我慢することは、健康にも悪影響を及ぼします。トイレを我慢すると膀胱炎などの尿路感染症を引き起こすことがあります。我慢しきれずに粗相をしてしまうと、トラウマなどの精神的なダメージを負うこともあるでしょう。
以上のことから、渋滞時は自分のタイミングでトイレにたどり着くことは非常に困難であり、またトイレを長時間にわたって我慢することは健康上良くないと言えます。渋滞が予想される時はトイレを我慢するのではなく、「車内でトイレを済ませる」ことを考える必要があるのではないでしょうか。
渋滞時に役立つトイレグッズ
①簡易トイレ
簡易トイレは専用の袋の中に排泄した排泄物を、薬剤で固めて処理します。そのため、車内でも用を足すことができます。簡易トイレは様々な種類が発売されていますが、車内で使えるのは便器に被せる必要が無い携帯用の簡易トイレです。「車内で使える」といった表示のある商品を選ぶと、より安心です。
車内で簡易トイレを使用する際、恥ずかしさから思うように用を足せないことがあります。心理的な負担を軽減させるためにも、下半身を隠すことができる大きめのタオルなどをあわせて準備しておきましょう。
②紙おむつ
吸水性や消臭効果に優れた紙おむつは、渋滞時にトイレがしたくなった時の強い味方です。特に子どもは簡易トイレを正しく使用できなかったり、我慢できずに粗相をしてしまう可能性が高かったりします。渋滞が予想される道路を、子どもを連れて移動する時は、紙オムツをあらかじめ履かせておくのも一つの手段です。
大人の場合は介護用紙おむつなど、大人用が使用できる紙おむつを準備しておきましょう。
まとめ
・渋滞に巻き込まれた時は、数時間トイレにいけないことがある
・トイレを我慢すると体に悪影響を及ぼすことがある
・渋滞時に車内でトイレを済ませることができるように、「簡易トイレ」「紙おむつ」を準備しておく